公式見解で日本を泥棒呼ばわりする中国に対処しよう | 日本教育再生ネットワークのブログ

日本教育再生ネットワークのブログ

若者は国の宝です。その宝を育てるのは、教育。国の将来の礎となる教育が、様々な問題を抱え、深刻な事態に陥っています。戦後の教育行政で深刻な問題点を抱える日本の教育ですが、再生へのルートマップが必要な時。様々な問題提起ができれば幸いです。




尖閣諸島(沖縄県)は古来、日本の領土です。

日本の小中高校の教科書にも明記していますね。

しかし、中国側が海や空から違法侵犯を繰り返し、尖閣諸島問題は険悪化し続けています。

中国外務省の華春瑩報道官は2月25日の記者会見で、安倍晋三首相がワシントンでの講演で「尖閣諸島が歴史的にも法的にも日本の領土だ」と指摘したことについて「他人のものを盗んでも、違法に所有しているという事態を変えられるだろうか」と批判しました。

一国の首相の公式発言に対して「他人のものを盗んで」という表現で堂々と日本を泥棒呼ばわりする国は、座視できません。

これは中国人の個人的な私的見解ではなく、中国外務省、つまり中国政府の公式見解になっています。

安倍首相が日中関係を重視する姿勢を見せていることに対しては「日本は言行を一致させ、中日関係の回復を推進することを望む」と強調し、日本側が折れてくることを望んでいるスタンスです。

中国外交を熟知している者から見れば、中国の表向きの面子です。

必ず、水面下での工作をしています。





著名エコノミストである米イェール大学経営大学院の陳志武教授は今月開催された香港の「亜布力中国企業家フォーラム第12回年会」の閉幕式で、尖閣諸島の領有権問題をめぐって日中両国が軍事衝突した場合、「中国経済が10年後退する」と発言しています。

尖閣にとどまらず、周辺諸国と戦争した場合でも中国経済に多大な悪影響をもたらすと強調。陳氏は、「不戦の大切さ」を訴え、自分の助言に耳を傾けてくれた政府指導者に対し、軍事費や国防システムの拡大をやめ、外交部における企業家や経済関連のウエートを増やすよう呼び掛けていたことを明らかにしています。

経済の観点から見れば、日本と戦争すれば、大打撃でしょう。

それ以前に国際社会からのすさまじい批判を受けます。

ぎりぎりの線まで圧力をかけますが、戦争に発展させたくないのが中国の本音でしょうが、軍の不満を抑え、習近平氏の求心力を高めるために軍事的な鼓舞は避けられず、一触即発、不測の事態がいつ起こるかわかりません。

今後、中国は台湾統一工作をさらに強め、台湾を通して尖閣領有をさらに主張してきます。

元々、日本の領土でも、いつの間にか、泥棒呼ばわりし、正当化するのが中国共産党のプロパガンダ戦略です。

中国の本音に精通し、どう対処して良いか、については親日的な台湾の専門家の意見は貴重です。

2月27日、台湾の李登輝元総統の知恵袋であり、日本で医師活動をしている林建良氏が東京で以下、講演します。

台湾では228事件が発生し、台湾の人々が多大な犠牲を受けました。

関心のある方はご参加下さい。

台湾が、いかに日本文化の残っている場所か、次の動画を見ればよくわかるはずです。






【2月27日 林建良講演会】「相手は中国、攻めの戦略も立てよ」


講師/林 建良  「台湾の声」編集長

 中国は、チャンスの国なのか、リスクの国なのか、この議論はいまだに続いている。中国を世界経済の救世主だと主張する政治家や研究家たちは今も大勢いる。彼らは短期的な利益に目を奪われて、中国の本質が見えなくなっているからだ。そんな中国の本質とは、自然を破壊し、少数民族を弾圧し、国境を接する国とはトラブルばかり。政府高官は不正蓄財に励み、競って海外へ逃げ出そうとしているのだ。

 こういった中国と互恵関係になれるかと言えば、答えはノーだと林氏は言う。氏は、片田舎の医師でありながら、李登輝氏の知恵袋として活躍している。中国の本質を最もよく知る人物である。台湾は日本にとって重要なパートナーだ。台湾の戦略は日本の戦略でもあると語る林氏。ご期待下さい。

 〔略歴〕(りん・けんりょう)1958年9月7日、台湾台中市生まれ。1987年、日本交流協会奨学生として来日。東京大学医学部博士課程修了。医学博士。

台湾団結聯盟日本代表、メールマガジン「台湾の声」編集長、台湾独立建国聯盟日本本部中央委員兼広報部長、日本李登輝友の会常務理事、在日台湾同郷会顧問。「正名運動」の名付け親。

著書 『中国ガン 台湾人医師の処方箋』(2012年、並木書房)、『日本よ、こんな中国とつきあえるか? 台湾人医師の直言』(2006年、並木書房)、『中国の狙いは民族絶滅チベット・ウイグル・モンゴル・台湾、自由への戦い』(2009年、まどか出版)等。
テーマ:相手は中国、攻めの戦略も立てよ       


【日 時】 平成25年2月27日(水)PM4:00~5:30
        
【会 場】 衆議院第1議員会館 B1「第2会議室」
        
【住 所】 東京都千代田永田町2-1-2
        
【参加費】 4,000円

    アジア会議へのお申込は、
    メール shinwakai@shirt.ocn.ne.jp または、
    時局心話會(03-5832-7231)渡邊里奈までご連絡ください。

【参考】「中国ガン・台湾人医師の処方箋」