ちょっとしたことでも深い意味 過去記事 | 「呼吸で動くヨガ」Zenkou

「呼吸で動くヨガ」Zenkou

呼吸をベースに気合と根性を使わないで動くヨガを実践中。動きからの経験を実生活で活かすことを日々精進中。


オンラインサロン「ZENKOU YOGA CREATIVE ROOM」では質問やリクエストなど常に受け付けています。4月からライブ配信クラスも増やしているので、コロナウイルスや休校の対策にご活用下さい。


11年前のmixiブログを転載しました。インストラクター前夜の学生時代。

たまに暖かくなったり、そうかと思えば寒くなったり。 

体調管理が難しい。 


昨日のクラス。 

終わりのマントラでなぜ3回シャンティを唱えるかという話題になった。 

なんとなく3回唱えているわけではなく、深い意味がある。 

クラスでの補足も兼ねて。 

このシャンティは3つの痛み(ドゥカ)に対して唱えられている。 


3つの痛み、苦痛 
・アーディダイヴィカ・・・天災など自然や神からの痛み 
・アーディボーヴィカ・・・人、動物、鳥、爬虫類などからの痛み 
・アーディアーティムカ・・・肉体的な痛み、精神的な痛み 


最後のアーディアーティムカは、肉体的、精神的な痛みの2つがある。 


肉体的な痛み 
・ヴァータジャ 
・ピッタジャ 
・カパジャ 

精神的な痛み 
・カーマ・・・欲望 
・クロダ・・・怒り 
・ローバ・・・貪欲さ 
・モーハ・・・執着 
・マダ・・・プライド 
・マスチャリヤ・・・嫉妬、妬み 


このような人生における痛み、苦痛に対して3回シャンティを唱えることで自分自身への問いかけとともに願いも込められている。 

ドゥカに対する対策には大きく分けて2つある。 


・一時的な解決法・・・病院に通うなど、普段行っているようなこと。 
・永久的な解決法・・・聖典を学ぶ、サットサンガに参加するなど。 もちろんアーサナも。 


普段から淡々と唱えているマントラだが、 

意味を理解し、一つの言葉を学ぶことで練習もより深いものになるように感じる。