27回目のブログになります。
前回の続きです。

当時65歳の男性の方で、以前腰痛で来院されたことがある方で、夜に恵庭市内の自宅に帰る際に中央分離帯にぶつかってしまい、車が横転してひどい事故だったそうです。

この方が北大に数日入院された後、来院され数回治療した際に、何度も私に言っていた話です。



自分でケータイから救急車を呼んで、隊員の方に「北大病院に行って。」と言ったら、「ここから北大は、受け付けてくれないから、近くの救急受け付けている病院に行かないとならない。」と言われたけど、「北大の教授が友人でいるから、名前出したら受け付けてくれるから。」と言って無理矢理北大に行って、そのまま入院したんだ。と言っていました。

やはり首が痛くて動かせない状態で、首にカラーを巻いて固定していたそうです。

翌日友人の教授が回診で来た時に、首にカラーを巻いているのを見て、「お前そんなもの首に巻いていたら、早く良くならないぞ。取った方がいいからとれ。」と言ったそうです。
俺ビックリして、「痛くても取れって?」言ったら、「そうだ。」と答えたんだ。と言いました。

それを聞いて私は驚きました。
「私もよく患者さんに、腰のコルセットを含め取ったほうがいいと言っていましたよ。
長く固定してたら、周りの筋肉が落ちてしまって、たとえ骨の動きが出ても、支える力が衰えると筋肉がつくまで調子が悪いはずだからですよ。」と言いました。

「先生もそういう考えなんだ。」と言うので、「さすが北大の教授なんですね。やっぱりわかっているんですね。普通の整形外科に行かなくて正解でしたね。」と言いました。


普通の整形外科に行くと必ず首にカラーを巻いて固定します。ですが北大の整形外科の教授になっている方が、早く良くなりたかったらしない方がいいと言ったので、本当はしない方がいいことが、わかっているのに装具代、固定代などの診療報酬のためにさせているのかなぁと思ったほどでした。

首は細い骨で重い頭部を支えているから余計です。

肩凝りとか首の痛みで整形外科に行って診てもらったら、よく患者さんから聞かされるのは、「骨はなんともないから。湿布していなさい。」って言われたっていうことが多いです。

この時の骨とは、さほど変形がなく、椎間(骨と骨の隙間)が狭くないということだと思います。しかし先程書いたように、カーブがなかったり、逆にカーブが強すぎるとか、あまり言いません。さらに首から肩甲骨にかけて筋肉がどうなっているか触わりもしないらしいです。

中には、骨何とも無いって言われたんだけど手が痺れるんだ、と言って来院される方もいますが、病院でこうやって検査しましたか?と聞くと、いや触りもしなかったって答えられる患者さんが何人もいました。

斜角筋と言って首の深部にあたる筋肉に圧迫されて手が痺れる場合もあります。検査する方法が何種類かありますが、触らないとわかりません。


だいぶ遅くなってしまいました。続きは次回に。