26回目のブログになります。
前回の続きで交通事故の話です。

前回に書いたように、交通事故の保険請求は一般の健康保険の請求よりも何倍も高いので、インターネットの広告の業者にマージンを払っても、載せている整骨院が多数あるかも知れません。
ですからネットの広告に載ってるからと言って、治療技術が高くて、早く良くなるなんて考えないほうがいいかも知れません。

当院は広告は一切御断りしていますし、まして今回のようにネットに無料で載せるかわりにマージン払うなんて、絶対にしません。

そう言う業者は患者さんの事を客と言います。すごく抵抗を感じます。確かにお客さんと言えないことも無いけど、治療をして治す、良くするということをないがしろにして、商売にしている感じがして嫌です。
なるべく早く良くして患者さんに負担をあまりかけたく無いという気持ちで30年近くやってきたつもりです。

今迄一番凄い事故の患者さんは、当時まだ25〜30歳位の男性の方だったのですが、結構大きな交差点で信号待ちしている時に後ろからノーブレーキのトラックに追突されて、交差している道路を飛び越して、その先にある電信柱まで飛ばされて、ぶつかって車が止まったらしく、一時的に意識が飛んで、駆けつけた警察官がグシャグシャになった車を見て「あんたよく生きてたね。」と言われたほどだったそうです。当時はあまりエアバッグが普及していなかったのです。

救急車で病院に運ばれて、そのまま入院してまだ一週間しか経ってない時に、「知人から聞いたんですけど、診てもらえますか?」と電話頂いたのですが、「入院している時は診られませんよ。」と言ったら、「早く良くなって仕事に戻らないと、クビになってしまうから、明日退院しますから、診て下さい。」と言われ、引き受けました。

交通事故の保険会社の担当者に患者さん自身が、連絡した上で、担当者から当院に連絡を頂いて、保険会社の宛先、担当者の名前、病院での診断部位などを聞いてから、施術する手順になっています。

来院された時は首にカラーを巻いていて、何処を触っても痛がっていたのを覚えています。まず家に居る時は首の固定をしないようにして、痛いながらも少しずつ動きをつけていかないと、早く良くならないので外すように言いました。仕事があまり休め無いと言ってたので、私も余計に真剣に治療しました。
4〜5日治療して全体に痛みの過敏さがなくなってきて、その後仕事しながらの治療になりましたが、トータルで十数回位で良い状態になったと思います。この方は2〜3年後に腰痛で来院されましたが、後遺症にはなって無いと言っておられました。

前回も書きましたが、きちんと頚椎の動きをつけて治すと後遺症はあまり出ないはずです。
そして回復具合は周りの筋肉などの軟部組織の損傷の度合いによって違います。ですからやっぱり若い方の方が回復し易いです。

首にカラーを巻かないようにするほうが、早く良くなるということの話があります。この方は当時65歳位の男性ですが、長くなりましたので、この方の話は次回にします。