21回目のブログです。
続きを書きます。
最後に診てから約一年経った頃、この方のお母さんが来られました。
娘さんどうなりました?と私は心配で聞きたかったのですが、聞く勇気がなくて、黙って治療していました。
暫くして、「娘ふた月位前に亡くなったんだ。」と言われ、思わず絶句して涙が出てきました。父に男が泣く時は、親が死んだ時くらいだからなと言われて育てられたので、私自身自分でもびっくりしたのを覚えています。
私は「本当に残念でしたね。僕が親だったらもう立ち直れなくなって、生きる気力もなくなってしまってると思いますよ。」と言いました。
そのお母さんは、「娘は私よりずっとしっかりしてて、最後の最後まで生きるために頑張ったと思います。苦しそうにしても決して望みを捨てていませんでした。私の方が娘に励まされていたくらいでした。だからあんまり悲しんでばかりいたら、娘に怒られると思って落ち込まないようにしてます。」と言われました。
「白石の病院でリンパ球を強くして体に戻す癌の最先端の治療があることを他の患者さんから聞いたので、癌になり易い体質の人には有効でないかなぁと思って、連絡しようか迷ってたんですよ。」と後で私が言うと、
「あらその治療してたんですよ。前からその治療法があるのをわかってて、その治療してまだ4〜5回目で亡くなったんですよ。治療始めて身体の調子が少し良くなってきたと娘が言ってて、もっと早くに始めてたらと言ってたんですよ。残念でならなかったです。」と言われました。
腹膜に癌ができて子宮と卵巣の摘出手術した後にその先生にリンパ球の治療をしたいと言ったら、まだ早いと言われ、しなかったそうです。体力のある時にこの治療していればと、つくづく悔やんでおられました。
何故早いなんて言ったのかと思うと私まで憤りを感じました。希望の目を摘まれてしまった気がしました。私がその先生だったら、何でも試していいですよと言ったと思います。
私の父もスキルス性の胃癌でお腹痛いって言ってから5カ月で亡くなりました。家族ならどんな治療でも可能性があるなら試したいと思ってましたし、高価な健康食品にも手を出しました。だから余計にそう思いました。
少しの痛みでもあると気が滅入ってしまうものです。
この方は女性にとって非常に辛い手術ばかりされてたのですが、その度に精神的にも克服されて、最後まで諦めないで頑張り続け本当に立派な方だったと思います。私だったら途中で諦めてしまってると思います。変な表現ですが、グレていると思います。
改めて健康の大切さを知らされました
。
また、ただ健康で生きていることが、さらに何事もなく普通に暮らしていることが、どれだけ素晴らしいことか改めて知らされたと思いました。
さらにどんなに辛くても、取り乱すこと無くしっかり自分自身を持ち続けることを教えられた気がしました。
心より謹んでご冥福を祈っております。
次回はとてもいい家族に恵まれて、好きな事をして元気に暮らしている方の話を書こうと思います。
続きを書きます。
最後に診てから約一年経った頃、この方のお母さんが来られました。
娘さんどうなりました?と私は心配で聞きたかったのですが、聞く勇気がなくて、黙って治療していました。
暫くして、「娘ふた月位前に亡くなったんだ。」と言われ、思わず絶句して涙が出てきました。父に男が泣く時は、親が死んだ時くらいだからなと言われて育てられたので、私自身自分でもびっくりしたのを覚えています。
私は「本当に残念でしたね。僕が親だったらもう立ち直れなくなって、生きる気力もなくなってしまってると思いますよ。」と言いました。
そのお母さんは、「娘は私よりずっとしっかりしてて、最後の最後まで生きるために頑張ったと思います。苦しそうにしても決して望みを捨てていませんでした。私の方が娘に励まされていたくらいでした。だからあんまり悲しんでばかりいたら、娘に怒られると思って落ち込まないようにしてます。」と言われました。
「白石の病院でリンパ球を強くして体に戻す癌の最先端の治療があることを他の患者さんから聞いたので、癌になり易い体質の人には有効でないかなぁと思って、連絡しようか迷ってたんですよ。」と後で私が言うと、
「あらその治療してたんですよ。前からその治療法があるのをわかってて、その治療してまだ4〜5回目で亡くなったんですよ。治療始めて身体の調子が少し良くなってきたと娘が言ってて、もっと早くに始めてたらと言ってたんですよ。残念でならなかったです。」と言われました。
腹膜に癌ができて子宮と卵巣の摘出手術した後にその先生にリンパ球の治療をしたいと言ったら、まだ早いと言われ、しなかったそうです。体力のある時にこの治療していればと、つくづく悔やんでおられました。
何故早いなんて言ったのかと思うと私まで憤りを感じました。希望の目を摘まれてしまった気がしました。私がその先生だったら、何でも試していいですよと言ったと思います。
私の父もスキルス性の胃癌でお腹痛いって言ってから5カ月で亡くなりました。家族ならどんな治療でも可能性があるなら試したいと思ってましたし、高価な健康食品にも手を出しました。だから余計にそう思いました。
少しの痛みでもあると気が滅入ってしまうものです。
この方は女性にとって非常に辛い手術ばかりされてたのですが、その度に精神的にも克服されて、最後まで諦めないで頑張り続け本当に立派な方だったと思います。私だったら途中で諦めてしまってると思います。変な表現ですが、グレていると思います。
改めて健康の大切さを知らされました
。
また、ただ健康で生きていることが、さらに何事もなく普通に暮らしていることが、どれだけ素晴らしいことか改めて知らされたと思いました。
さらにどんなに辛くても、取り乱すこと無くしっかり自分自身を持ち続けることを教えられた気がしました。
心より謹んでご冥福を祈っております。
次回はとてもいい家族に恵まれて、好きな事をして元気に暮らしている方の話を書こうと思います。