3.3V<->5V変換
ジーニックのカウンタICは、用途がFA用でかつ開発時期が比較的古いものが
多く(それだけ長期間お使いいただいていることになるわけですが)、すべて
5V電源(5V I/O)になっています。ときおり、5Vトレラントではないバス
につなぎたいけれどどうしたらいいですか、というご質問を頂戴しますが、
そういうときは高速バススイッチ(IDT社のQS3861等)を介した接続をおすすめ
しています。2電源の双方向バッファのように信号の向きを考えて制御する
必要がないので便利かと思います。
また、5V PCI用の ZEN7201AF を 3.3VのPCIバスにつなぎたい、というご質問も
まれにあるのですが、このケースもバススイッチを介せばインタフェース電圧
としての整合はとれます。ただし、この場合PCIバスに直接接続されるデバイスに
要求されるAC特性から外れますので慎重な評価が必要です。
なお、3.3V系でお使いの場合、カウンタ専用ICではありませんがEXPERTシリーズ
もご検討いただければと思います。こちらは電源、I/O電圧とも3.3V(入力は5V
トレラント)になっています。専用ICと比較してコンパレータ機能がないなど、
カウンタとしての仕様は若干簡略化されていますが、基本機能だけで問題ない
場合は十分お使いいただけると思います。
<Paradiso>
SACD~SHM仕様~
6/30、ユニバーサルミュージックより「SHM仕様」のSACD 19タイトル
がリリース
されました。SHM仕様とは通常の音楽ディスクに使われているものより高品質な
ポリカーボネートを使用したCDやSACDのことで、Super High Materialの略称です。
以前から本仕様のCD版はかなりのタイトル発売されていましたが、今回新たに
そのSACD版が登場しました。ちなみに価格は1枚4,500円。SACDとはいえ、このデフレ
の時代に旧譜の再発でこの値段は破格です。それでも、初回生産限定ということで
早期に売り切れは必至と思われます。
さて、このSHM仕様、ディスクの光学特性を改善することにより音質向上につながる
とのうたい文句ですが、CDにしろSACDにしろ、(マスターが同じなら)DACに入力され
るビット列としては通常仕様のディスクと変わるところはないはずです。だとすると、
なぜディスクの材質を変えることで音質が向上するのか、メーカーサイドからの明確な
説明はありません。個人的にはこういう根拠のあいまいな商品(商法)をインディーズ
ならばまだしも業界最大手のユニバーサルが出すというのは、何か釈然としません。
情けなくさえ感じます。まあ、物理メディアから配信へと流れていく時代の徒花
みたいなものかもしれませんが...。
ちなみに現在この手の高音質ディスクで究極といえるのはガラスを基材としたCDです。
こちらのお値段は1枚10~20万円。もうここまでくれば、音質改善の根拠がどうとか
こうとかいう次元を超えて、超マニア向けのプレミアグッズという位置づけですね。
実際に音が良かろうが悪かろうが関係なく、値段そのものに意味がある世界。以前、
あるイベントでこのガラス製CD
(ビクターから発売された1枚18万円のもの)を聴いた
ことがありますが、確かに同時に聞き比べた通常盤とは音の違いが聞き取れました。
しかしながら、このときのガラス製CDはそもそも音源自体を新たにマスタリングして
いたので、ディスク素材としてのガラスの効能比較にはまったくなっていません。本当に
音の違いに自信があるなら、同じマスターで通常のCDと聞き比べをさせてほしいと思い
ました。
いずれにしても、高音質化が音楽メディアの付加価値向上につながると本気で考えて
いるのなら、このようなまやかしの素材変更ではなく、音源そのものの物理特性の
改善に努力してほしいと思います。みんながみんなAACの128kbpsで満足というわけは
なく、CDを超える高ビットレートの音源に一定のコストを払っても良いという層は必ず
いるはずですから。
<Paradiso>
環境改善計画報告
ジーニックでは2007年12月からKES環境機構が行っている環境マネジメントの認証(KES2-0342)を受け、活動しています。
昨年度1年間の活動結果を報告します。(2009年6月-2010年5月)
1)電力使用量削減 前年比2%減
目標使用量 55,310 kWh以下
実績使用量 55,217 kWh
達成率 100.17 %
達成度 A
2)事務用紙使用量削減 前年比4%減
目標使用量 44,088 枚以下
実績使用量 45,100 枚
達成率 97.76 %
達成度 B
3)ガソリン使用量削減 前年比2%減
目標使用量 1,520 ℓ以下
実績使用量 1,495 ℓ
達成率 101.67 %
達成度 A
4)一般廃棄物排出量削減 前年比3%減
目標排出量 487.5 kg以下
実績排出量 414.5 kg
達成率 117.61 %
達成度 A
5)産業廃棄物排出量削減 前年目標比4%減
目標排出量 242.7 kg以下
実績排出量 9.0 kg
達成率 2,696.67 %
達成度 A
※達成度は A(良好) 目標値以上を達成 B(やや良好) 80%以上達成 C(不適合) 達成率80%未満
産業廃棄物排出量削減目標値と実績に大きな開きがあるのは2008年12月に事業所を移転したことに伴って
それまでの滞留品を処分したため、それ以後産廃品が出なくなったことによるものです。
事務用紙使用量削減の達成率が97.76%とやや目標を下回ったものの概ね目標を達成できました。