前々からずーっと(約10年)読みたいなーと思ってた漫画「よつばと!」。
遂に読む時が来た。
チェンソーマンを借してくれたMちゃんがよつばとも持ってて。それで借してくれたのね。
なんという!ラッキー。
十二月のことだったので、多分それが去年のサンタさんからのプレゼント。
さて、ようやくちゃんと読めたよつばとですが、いや〜やっぱり思ってた通りとても良かった。
主人公は題名の通りよつばという名前の幼い少女。
よつばととーちゃんとその身の回りの人々の日常の小さな出来事が描写されてるだけです。
悪いヤツが世界征服を目論んでてそれを阻止する為に闘う!とかそういうのはないです。
人がポンポン死んだり血とか内臓がブッシャー!とかもないです。
劇的な挫折と敗北の後に再び立ち上がってうおー!!みたいな燃え上がるものもないです。
少し前に読んだ「シグルイ」とは全く異なるタイプですな。ベルセルクとか狂四郎とか、重い作品はそれはそれでとても好きなんですけどね。
どうでもいいけど「シグルイ」って「しぐるい!」って表記すると途端に印象変わるよな。因みにシグルイとは死狂いとのこと。
そんなシグルイとは真逆な方向性を持つ「日常系」と呼ばれるジャンル。
めちゃくちゃ大げさな出来事とか劇的なストーリー展開とかがないやつですね。
以前載せた「ぶんぶくたぬき」も日常系に含まれるんじゃないかな。
その手の作品は安定した心持ちでささやかに軽やかに楽しめる感じが好きです。
劇的な感情の起伏はナッシング。
読んでて「うおー!!」ってなったりしない。すごく平和。
しかし、それもまたgood。
はい、まぁよつばとに関してはストーリーが云々という作品じゃないから特に書くこともないんですけど、単行本の帯になんかそれっぽいことが書いてあるのでまとめて載せてみましょうかの。
1巻「いつでも今日が、いちばん楽しい日」
2巻「ただ、ここにいるだけのしあわせ」
3巻「どこかで見た、どこにもない場所へ」
4巻「いつかおとなになるこども。と、かつてこどもだったおとな。かわらないまいにち」
5巻「おわらない夏のおわり」
6巻「今日も世界はひろがっていく」
7巻「こどもが走れば、おとなも走る」
8巻「平日、休日、祭日、毎日」
9巻「変わっていく季節、変わらない毎日」
10巻「毎日という宝箱を、今日もあける」
11巻「世界は見つけられるのを待っている」
12巻「目の前には実物大の世界地図」
13巻「そして今日も、日々は続く」
14巻「世界vs子供」
15巻「普通という奇跡」
と、まーこんな感じ。
で、まー内容もそんな感じ。
良い作品でございました。
こういうのは好きだな。