世間はお盆休み中。
僕は休みを取らず労働している。


猛暑の中、油の匂いの中、
工場で作業をしている。



最近は友人の仕事をよく手伝っている。
電気工事の仕事だ。

  
高所は決して得意ではないが、
仕事は仕事、気にしていられない。

10m以上の高さ。
足が震えるのがじぶんでわかる。




ふと父親の事を思い出した。
昔父は電気工事士をしていた。





20年前脳溢血で倒れてから、体は少しだけ不自由になった。父は特に工場の電気工事が多かったから、世間が休みの日も現場仕事。

でもたまの休みともなれば必ず僕と弟を遊びに連れて行ってくれた。いつも行き先はいつ決めたのかわからないが決めてあって、朝から晩までいろんな事をして遊んでくれた。

今仕事もリタイアした父が家で大好きな野球を観ている。今にして思えばたまの休みくらいゆっくりしたかったんじゃないだろうか?

昔の記憶が全くなくなってしまっている父にはもうその頃の事は聞く事も出来ないけれど。



どんな父の場面を思い出しても
感謝しかない。
可愛くて人気の犬種。

悔しい事にそんな犬種は裏を返せば
捨てられたり飼育放棄に遭う確率も高い、


と言わざる得ないのが現状。





ここを変えていきたい。





人気の有無は好みもあるから仕方がないとしても、やっぱり終生飼養が当たり前の、そんな動物にとって安心できる国にしていきたいって思う。






繁殖引退犬を引退した
しんのすけくん。



今は保護ボランティアさんのお宅で
元気に暮らしてます。


ボランティアさんも少し前に、家族であるダックスちゃんが天寿を全うし天国へ旅立って、長年を共にしてきた家族のその旅立ちに深い悲しみが癒えない中過ごされていたそうです。

僕らの愛護活動の中でしんのすけくんと出会い、まだダックスちゃんとのお別れの悲しさが癒えない毎日の中ですごく悩まれた結果、保護ボランティアさんとしてしんのすけくんを受け入れることを決断して頂きました。


それだけ深い愛情をもって動物と暮らしてきたボランティアさんの気持ちや人柄が伝わったのか、しんのすけくんは日に日に元気になって、甘えたり遊んだりできるようになったそうです。

僕らが描いている動物とのみらいの実現までにはまだまだ長い道のりはあるけど、地道にコツコツと進めていきたいと思っています。


SHINくん 8歳♂

SHINくんはペットショップで
働いていました。

繁殖犬として。

今は引退をしてそのペットショップで
暮らしています。


SHINくんとのはじめての出逢いは、僕がチワワのキャラクターを描き始めて動物愛護について深く考えるようになって、いろんな情報を集め始めた事がきっかけであるペットショップを訪問した時の事でした。

年齢を重ねている事もあるのかとてもおとなしい子で、頭を撫でてあげるとなんとも言えない表情をしてくれます。



ちょっとお目目も潤んじゃったりして。


マズルのサイズと舌の長さが合わないからいつも微妙に舌チロしてて、それもまた可愛い。




一度うちに週末ホームステイに来てくれて、シャンプーケアをしてあげたり、外の空気を吸わせて遊んであげたりしましたが、

SHINくんは人懐こい性格で、ほんの一日のショートステイでしたが打ち解けてくれて、一緒に楽しい時を過ごす事が出来ました。

その子その子によって性格が違うから、深く心を閉じていてなかなか心を開いてもらえない子もいたりするし、愛情を注げば注ぐほどそれを望んでたじぶんに気づいて喜びを表現してくれる子もいる。人間と何も変わりがない、でも言葉を話さない分仕草や表情からいろんな事を読み取ってあげる愛が必要だと思う。繁殖犬や保護犬と称される子たちは、子犬の頃から家族として迎え入れられる子たちとはやっぱり抱えてるものが違うんですよね。



繁殖犬や保護犬の受け入れ施設を作りたい。


それが僕の夢です。


すべてのわんちゃんが愛ある暮らしを
当たり前に送れるように。


出来る事をこつこつ、
どんどん行動していこうと思います。

故郷に帰ってきて二週間ほど。


ちいさい頃見ていた景色が
ほんのり残ってたりして、

それを楽しんでみたりして過ごす。


よく遊んだ場所、
登下校を通った道、
好きだった子の家、


いろんな事を思い出す。


こんな時間、もう何年も
過ごしてこなかったなぁ。




可愛いTシャツ屋さんが出来てて、
思わず飛び込んでみた。




奥のおうちの方でかわいいポメちゃんが
こっちを見てる。

話を聞くと店主の方が保護犬を受け入れて
3年くらい前から家族として暮らしてるらしい。

保護犬カフェを開く夢を持つ僕にとって
そんな方が身近に見えるのはとても嬉しい。

話はTシャツとはまったく関係ない事で
盛り上がっていたけれど、


オリジナルTシャツを作るときは
ここにお願いしよう。


まだまだ故郷再探訪は続きます。



車を持たない生活を何年もしてきつつ、
電車移動もいいと思いながらも、

イベントとかに出たりするときに
やはり困ってはきた。


とは言えだ。


しがない作家には
車にかける満足な資金など。。。


あろうはずもなく。



とは言えだ。



イベント出店を考えると
搬入物などの運搬に毎回困ってしまうのだ。





などと考えているところに、
こんな車の情報が飛び込んできたのだ。


11万km走行済みで
15年落ちのDAIHATSU アトレー。


車検は2年つけてもらえるらしい。


とある車屋さんのスタッフが
大事に整備しながら
長年乗ってらした車だったそうだが、

今は別の車に乗り換えたので
もし良ければ!、との事らしく。







即我が家に招き入れようという事になり、
あと数日後に再整備されてやってくる。


まず名前をつけようではないか。




【サイクロン号】




もうこれしかない、
これしか思いつかなかったりする。
いや、これが良いのだ。


そしてぼちぼち中を改装していきたいと
納車もされていないのに考えている。


キッチンカーのような車で、



事務所機能もついて、
寝室も兼ねてて
イベント出店の際には場所によっては
そのまま車中も使って出ちゃう、

まさに移動販売車のような車にしたいと
考えているところ。


男の子はいくつになっても
こういう楽しさを忘れないんだよなぁ。



師匠に会いに行ってきた。


師匠はここ数年、公私に渡り
じぶんを支えてくれているひとであり、

僕の作品を推してくれる
ちょっと変わったひと。


今日もSNSから
おーーーーいと呼ばれたので
遠路はるばる会いに行った。


師匠は素晴らしいカリグラファーで、
このひとにはかなわない。

そして何よりじぶんは
師匠のファンのひとりだ。


その師匠がいろいろと目にかけてくれて
幸せとしか言いようがない。


インプットとアウトプット、
絶えない笑いの中やりあって
あっという間に時間が過ぎた。


刺激と学びに満ちたひとときでした。



苦手ではあるけど、
お一人様は。



朝からコメダ珈琲で
ひとりミーティングしてきたとです。



やりたいことが溢れ出してきて
じぶん自身で止めるのに必死。


毎日がそういう感じになりつつある。







保護犬の受け入れカフェ、
これは5年以内を目標に構想を練りながら
ベンチマーキングしていく。




これは来月取り掛かろうと
デザイン案を詰めてる最中。


いろんなことがしたいけど、
カラダはひとつだからなぁ。

こつこつやって行きます。

車を持たなくなって久しい。
故に電車での移動が多い。


電車が好きだ。



あ、といっても
電車自体が好きという事じゃなく、
電車での移動が好きなのだ。


ぼぅーっとしたり
かんがえごとしたり
本を読んだり
ノートをとったり


移動しながら
なんでもできる時間。


今日も平日の昼間、
故郷である片田舎から
街に出ようと電車に乗った。

平日の昼間だと思って気楽に考えていたら、
割と座れないくらいひとが乗ってたりする。


田舎に帰って来て
暮らしているけれど、

影も形も変わってしまった風景とか、
未だに何も変わってないものとか、
それがごった煮状態で存在してる。




20年ぶりくらいに帰って来たけど
この町で暮らすのはおもしろい。




この20年の間でいろいろ変わって
まだまだ僕の知らないものコトが
たくさんありそうだ。


じっくり探検するのも
おもしろそうだな。

作家としての活動を
メインにしてても、

過去の生業に絡んだ話が
ちょくちょく舞い込んでくる。


昔はなんでもやった。


断り下手なとこもあって
やりたいことも
そうでないこともなんでもやった。


でも今は、



今は、





なんでもやる^_^


結局なんでもやるんですよ、
そうやってやってると
面白い話が飛び込んで来たりもする。


きのうもそんな話があって。



これはね、まだ話せる段階じゃないけど
やりたいと思った。



ひさびさにワクワクした。



どうせなら、心が躍るようなことを
とことんしよう。


と思うのです。








8年前、にもなるか。


はじめて個展というものを
やったんです。

今から思えばなんとまぁ
恥ずかしい事をとも思うけど、

開く事が憧れでもあったので
やったんです。



なんのテーマもなくて
ただ書いたものを飾るだけ苦笑

あー思い出しても
汗が💦


それでも観に来てくれた方々には
すごい!って言って頂けて。


すごい。

書いたものをそう評価される事は
嬉しかった、

嬉しかったのに、

言って頂けば頂くほど
虚しくなってくじぶんがいる。



『何がしたくてどうなりたくて個展なんか開いたんだろうじぶんは。。。』


ただただそればかりが
繰り返し頭の中を行き来して。


その個展以来、
個展をする事はなくなってしまったんです。



今から思えば伝えたいことなんて
何ひとつなくて、ただただ、

こんなの書けるよ僕は!
すごいだろ?ってカッコ付けて
見せたかっただけなんだよなって思える。




あれから8年。


いろんな事があったな。
ほんとにいろんな事が。


それでもずっと作品は描き続けてきた、
いやそんな言い方じゃないや、

描き続けさせてもらってきた。


それを求めてくれる、
ファンでいてくれる、

そんな方々に支えてもらって
描き続けて来れたんです。


この8年で感じたことや変わったこと、
生まれた想いや伝えていきたいこと、


そんなもの全てを見て頂く、
感じて頂ける場をつくりたい。

素直にそう思えたからこその
個展開催なんです。


まだ少し先にはなるけれど。


そう思えるようになったのも
あの名古屋ドームでの桜井さんのおかげかな。