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長い沈黙の鬱憤を晴らすようなヘヴィ・サウンド。
もともと「ZERO」や「BULLET WITH~」、「EVERLASTING GAZE」等に代表される轟音曲が好みなだけに、今作は直球ど真ん中。
この音を待っていた!
ドストエフスキー自身の獄中体験に基づいて書かれた一冊。
何かにとり憑かれたのではないかと疑ってしまうほど観念的なエネルギーで書きなぐるのではなく、どちらかといえば、ある種の冷めた視点で物語は綴られていく。
小説という体裁の都合上、主人公は立てられてはいるが、本人の思想や思惑といったものは希薄だ。
主人公よりもむしろ傍観者と呼ぶほうが相応しいのではないかとも思われるほどである。
その客観視点偏重からドスト作品の中でも異色作と呼べるだろう。
スティーヴン・キング原作、「悪魔のいけにえ」のトビー・フーパー監督作品。
ホラー界のビッグ・ネームが手がけた作品ということで期待して観たが、見事に裏切られた。
最高で最悪のライヴ盤といえばこれ。
酷評された音質もリマスタリングの恩恵で、純粋に格好良いディストーション・サウンドに仕上がっている。
ヒスノイズが若干気になるが、この圧倒的な音の塊の前ではそれも些細なことでしかない。
アンチ・ミステリを掲げた作品だが、ミステリとしても読めるところが本作の優れたところか。
二転三転と筋は変わるし、少々衒学的なきらいもあるのだが、さほど読み難くはない。
かのクラウス・シュルツの諸作を思わせるような装丁も良い。









