カンタベリー系のジャズ・ロック作品。

硬質でストイックだが、カッチリと作り込んであるのが好印象。

輸入盤CDのジャケットは、LPのデザインから以下のものに変わっている。
クワイエット・サン

長い沈黙の鬱憤を晴らすようなヘヴィ・サウンド。

もともと「ZERO」や「BULLET WITH~」、「EVERLASTING GAZE」等に代表される轟音曲が好みなだけに、今作は直球ど真ん中。

この音を待っていた!

ツァイトガイスト

ドストエフスキー自身の獄中体験に基づいて書かれた一冊。

何かにとり憑かれたのではないかと疑ってしまうほど観念的なエネルギーで書きなぐるのではなく、どちらかといえば、ある種の冷めた視点で物語は綴られていく。

小説という体裁の都合上、主人公は立てられてはいるが、本人の思想や思惑といったものは希薄だ。

主人公よりもむしろ傍観者と呼ぶほうが相応しいのではないかとも思われるほどである。

その客観視点偏重からドスト作品の中でも異色作と呼べるだろう。

死の家の記録

スティーヴン・キング原作、「悪魔のいけにえ」のトビー・フーパー監督作品。

ホラー界のビッグ・ネームが手がけた作品ということで期待して観たが、見事に裏切られた。

驚くほどのメリハリのなさ。何度も寝そうになった。
死霊伝説

最高で最悪のライヴ盤といえばこれ。

酷評された音質もリマスタリングの恩恵で、純粋に格好良いディストーション・サウンドに仕上がっている。

ヒスノイズが若干気になるが、この圧倒的な音の塊の前ではそれも些細なことでしかない。

アースバウンド

アンチ・ミステリを掲げた作品だが、ミステリとしても読めるところが本作の優れたところか。

二転三転と筋は変わるし、少々衒学的なきらいもあるのだが、さほど読み難くはない。

かのクラウス・シュルツの諸作を思わせるような装丁も良い。

手にとるなら講談社文庫版を是非。
虚無への供物

「EP C/B EP」で見せた硬質さは影を潜め、その代替としてポップ感覚やユーモアが強く打ち出された作品。

とりわけアルバム前半にそれが顕著だ。

この変化にどこまで追従できるかが評価が分かれ目か。

ミラード

これは悪く書きようがない。

完成度はもちろん、倫理的な面でも。

名作の名に恥じない一本。
シンドラーのリスト

続、とあるが、ストーリー上の繋がりはない。

モリコーネの音楽が更に冴え渡っており、とりわけ哀愁を誘うメイン・テーマが秀逸。

本編鑑賞前にサントラを聴き込んでいたせいか、かなり入り込めた。
続・夕陽のガンマン