ご訪問ありがとうございます。
空間スタイリスト mamiです。
再就職先も決めず
サクッと会社を辞めてしまった私は
ウキウキと次の仕事を探し始めるのです。
とにかく
「クリエイティヴ」な仕事を（笑）
それまでの私の人生に
クリエイティブな要素なんて全くないのにね。
どこか採用してくれるだろうと
就職活動に苦労しなかった私は
なんとも根拠のない自信がありました。
そしたらね、
お察しの通り、落ちまくります…
書類選考の時点で落ちまくります…
当たり前ですよね、
中途採用なのに
未経験者を採用する会社なんて
そうそうないでしょ？
特に
「クリエイティヴ」な仕事は（笑）
なんとか面接まで漕ぎ着けた会社（広告系）で
経歴を聞かれても
事務しかした事がなく
美術系やデザインの学校を出たわけでもなく
英文科卒のくせに英検も持ってない…
Macが使えない
ただやる気だけマンマンな
何も出てこない私を
とっても申し訳なさそうに見る面接官…
会社に入ったら頑張って覚えるのに！
真面目に馬車馬のように働くのにー！
なんでダメなんだろう？？
当時本気で思ってた。
23歳にもなって
バイトの面接感覚が抜けてない
ほんと世間知らずのただのアホです
昔の自分に言いたい。
「何かしら準備してから面接行けよ！！」
って（笑）
そして半年以上が過ぎ…
現実をようやく察した私はもう、
希望する会社に受かる気がしなくなっていました。
クリエイティヴな仕事なんて
事務しかしたことない私が
できるわけないんだって…
（だから、何かしら勉強しろよー）
とても納得いかなかったけれど
それが現実…
もうどこでもいい！！
寒いのが苦手なので
絶対自分には無理だと思ってた
ガソリンスタンドでもいい！と思うほど
とにかく働きたかった。
そうして私は仕方なくバイトを始めます。
全くクリエイティヴでも
なんでもない派遣会社で。
登録者に仕事を紹介する為
ひたすら電話をかけ続ける日々。
（今みたいにネット登録あったら楽だったなー）
なかなかハードな仕事で
派遣会社の内情って結構ブラックなんだなって
（当時そんな言葉なっかったけど）
思いながら残業する日々・・・
いやいやそれより自分の仕事探しなよって
そして就職情報誌をパラパラ見ていたある日、
「フラワーコーディネーター」
という職業が目に止まったのです。
それはお花のプロを育てるという
フラワースクールの広告でした。
特にお花がスキだった訳ではなく
とにかく何かを作る、生み出す仕事がしたかった。
初めて見るその職業名
とクリエイティヴな仕事内容に
「めっちゃ面白そう♫」
と興味を持ち、
仕事も決まってないのに
授業料がウン十万する
フラワースクールへ申し込みに行くのでした
ここでポイント
全く知らない職業だったけど
【面白そう！】
これがキーポイントなんですねー
なんか
思い出してみると
ワタシって…
ほんと何も考えてない
直感で生きるヒトだったのね…
その時、私は23歳。
今で23歳というとまだまだ若いけれど、
当時は
（1994年、バブル時代の象徴的なジュリアナ東京が閉店した年でした）
女性は24歳～27歳くらいで結婚するのが主流。
新しい事を始めるにはそれほど早い歳ではなかったと思います。
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