まとめ② |  金工と蒔絵そして茶道  ~工房 是空庵ブログ~の………追記ぶろぐ。

 金工と蒔絵そして茶道  ~工房 是空庵ブログ~の………追記ぶろぐ。

茶道、お菓子、京都のことや作業のこと、、あれやこれやと、" つぶやき程度 "  に、頭の体操を兼ねて書いたり書かなかったり………

11月中旬、上七軒歌舞練場で秋の「寿会」。今回はコミカルな演目もあって面白かった。お土産はパンフレットと演目に因んだ老松さんのお干菓子。夜はお茶屋さんで宴会。

舞台終わりでひと風呂浴びてきた姉さん方が挨拶に回って来てくれた。舞台の質問や裏話を聞いて盛り上がる。おじさん方のお酒も進む。ほど良い所でお座敷遊びが始まって、虎虎♪、金毘羅船々♪で頭と体を使って大笑いして酔い覚まし~♪

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千社札も沢山ゲット☆

 

11月11日から南座で公演していた、OSK日本歌劇団「REVUE in Kyoto 京都から未来へ!」。朝ドラ「ブギウギ」で存在を知った「OSK日本歌劇団」。開演間近のチケット購入だったので3階席からだったけど、座席角度が恐ろしく急斜なのでよく見えた。

1時間くるくると衣装を変えての激しい踊りと歌。その体力と華やかさと元気の良さに、目の離せない時間だった。橘先輩こと翼和希さん、綺麗な足のラインダンス、テーマソングの桜咲く国などなど、見たかったものが詰まっていた。男役も女役も、格好良くて見ていて気持ちがいい!キラキラなステージ。

終演後にはトークショー、福引、撮影会がある半額チケットの曜日だったのでラッキーだったね♪

来年も開催するそうなので、次回は早めにチケット取りますかね☆

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売店では、団員それぞれの劇中での一押しのキメ☆写真が壁中にずらーっと並んでて圧巻だったわ♪初心者には誰が誰やら同じに見えちゃうけど、栃木県出身者が2人いると知ってすぐにチェックした。同郷ってだけで応援したくなるよね。パンフレットと、友人曰く「ショートヘアと鼻の付け根と眉毛から上の部位が私に似てるよ!」という手拭いを見つけたのでゲットした。最後の「桜咲く国」でくるくる一緒に回したくてミニパラソルも買ったったわ。

手拭い広げてみたら名前入りで、現トップの楊琳さんのグッズだったわ。


12月初旬、久々に「まいまい京都」に毎度の友人Mと参加してきた。「英国チューダー様式の洋館 工房チェリ」。太秦にある、漆芸作家だった徳力彦之助氏の旧邸宅。数年前まで奥さんの康乃さんが、研究して復活させた金唐革技術で作品制作をされていたという工房を見学するコースだった。

建物は、柱が外部に露出して漆喰やレンガで埋めるのが特徴のイングランド16世紀頃のチューダー様式という外観。一般住宅街に突如としてあるので、ここだけ異世界観がもの凄い。紅葉の色付きがちょうど綺麗だった。内観も300年前の英国豪華客船の調度品を建材部品に用いていて、がっしりとした木造の存在感があってどこも立派。大きくて広くて奥に長ーいお屋敷。当時これだけの物量を海外から運んできて、昭和時代にこんなにも贅を尽くしたお屋敷だったんだね。

応接室には、彦之助さんの漆芸作品が飾ってあったのでじっくりと見てきた。通常の卵殻技法とは違う卵の殻の大胆な使い方や本物の乾燥したメロンの皮を全面に使った漆塗り屏風とか、豪快なアイデアに溢れた方だったみたいだね。

家中がアンティーク感。それにしてもこれだけのお屋敷、維持するのも大変そうと思っちゃった。

奥の方にある工房は、棚が多くて所狭しと機材や素材、材料に溢れていた。この、材料や物ががさがさ増えていく感じ、分かるわぁぁ。どこも一緒なのねぇ、と勝手に親近感。

現在は息子さんがガラス作家をしながら金唐革制作も継がれているので、ガラスと金唐革の作業工程の技術説明や制作話などを聞いた。昔のタバコ入れやお財布、バックなどの印象がある金唐革だけど、多様な模様で色鮮やかな絵柄のものが平面で額装されてて、新しいアート作品としても見れた。金唐革技術が残っていくように、「徳力金唐革研究所」として日々活動されているとのことだった。

今回ツアー担当の二村先生の案内で、20名が2組に分かれて1時間半ほど広いお屋敷をウーロウロ。日差しがあまり入らないみたいでほの暗く、だんだん肌寒くなってしまった。海外に材料を仕入れに行って、そこで見つけた珍しいアンティーク品や、もちろん金唐革の綺麗な商品も販売していた。

 

解散後は、甘いものを求めて太秦映画村近くにある暖かなカフェでほっこり♪…してたら、、、「もう忘年会するか!」と気力復活。夕方早くから全品390円の居酒屋へ、流れ込んだのでしたぁ。

そして食後には、お決まりのコメダ珈琲店でくつろぎの二次会さね。

 

続く。