今日は夜勤のため今のうちに飲み物でも買って仮眠するか、とコンビニに向かう途中いつもの駅でバタバタ!バタバタと大きな羽音。


この羽音はトンボだな、と窓あたりを見ると採取コシアキトンボのメスかと思い捕獲!



コシアキじゃない気がする。

こちらの記事と比べても大きさもかなり異なる。





ふと思い出したのがいつか見た、トンボ特集で見たオオシオカラトンボかも…でも自身がない。


そんな時はスマホリサーチ

、やはり間違える方がいるそうで大きさ、そして尾の先の一対の突起がオオシオカラトンボと絵合わせとしてはそっくりなことから多分、オオシオカラトンボでしょう。


シロスジカミキリムシといい最近やたら黄色の昆虫ばかり見つけているな、と思い観察していると卵を産み始めた。


まずい!

トンボは危機に陥ると卵をポロポロ落とすのでこれはまずいとトンボを持ったまま外にダッシュ


駅から出来るだけ離れた場所に行き、空に力強く飛んでいった。


飛ぶ瞬間、指から空に頭を向けさっと飛び去る様はさまに空の王者にふさわしい。


因みにオスは青色とこれもまた美しい。


多様性って凄いなあ。

成虫になるだけでも過酷な生存競争から勝ち抜き、更に子孫を残せるのはごく一部。

そろそろキリギリスたちのシーズン。


カマドウマは相変わらずあちこち庭に出没するものの、昼は姿を絶対に現さない。

大きな成虫からまだ生まれたばかりの1ミリほどの小さな幼虫まで見れるある意味レアな昆虫。


脱皮に失敗してしまったよちよち君は

最後まで飼育します。

片脚だけならまだしも脚の一部がふにゃふにゃとしては野外で生きるのはかなり難しい。


恐らくカマドウマを飼育する人間などよほどの物好きしかいないでしょうが彼らは野外では落ち葉、土、昆虫の死骸を食べている。

肉食傾向が強いので飼育にはハエの死骸などのタンパク質は必須。


結局カマドウマの事を書いているのでこの辺りで。



いわき市で心の支えになってくれたキリギリスの恐らくクサキリかヤブキリことガジガジ♀やクワガタの♀、シロスジカミキリムシは元気だろうか。


もし既に死んでいたとしても大切な思い出の一つ。レガシー。

記録することしか出来ないが踏み潰されて染みとなり、やがてその痕跡すらなくなってしまった者たちへの弔いと新たな命の祝福。


土地開発が進み、人間が彼らの存在をまるで消したがろうとするささやかな抵抗。


今年こそ沢山の昆虫を見つけたい!

8月頃に目星をつけた場所へとレッツゴー。



では、お休みなさい