碧南火力発電所
煙突 北の風
田畑
気温 9℃ー
こんばんは
火曜(2017.10.31)の午後 の出来事です。
負荷装置が取り外されてしまった固定式ローラー台。
これまでにドライブローラーの表面を傷めてしまい、2度交換修理に出しています。
もう生産も終了してしまったモデル(MINOURA MAGTEQS TWIN)なんですが、修理不能となるまで大事に使い続けようと考えています。
今回の不具合(高負荷Hへの変速が出来ないときがある)なんですが、
負荷を調整するリモコンシフターと負荷装置を繋ぐインナーワイヤーの伸びが疑われたので、
それならば自分で治せるかもってことで、トライしてみましたよ。
取扱説明書に分解図があったので、それらを参考にしてチャレンジしてみると...
まずは13㎜のボックスレンチでフライホイールを固定しているナットを緩め、
歯付ワッシャを失くさないように注意して保管。
負荷装置から取り外されたフライホイールとローター&ワッシャ
こっちは、フライホイールを抜いた負荷装置。
リモコンシフターで負荷L⇔Hを繰り返しみると、インナーワイヤーはスムースに動くのに、負荷装置(白い樹脂)が負荷4ぐらいで固着して動かない状態でした。
ここから泥沼の2時間が始まります...
固着(動作がぎこちない)の原因を探るのですが、
これが一向に分からず。
見た目に破損個所(部品の欠けなど)は見受けられず。
こうなると経年劣化による部品の摩耗で、動作が悪くなっていると判断。
この判断は結果的には正解だったのですが、
いったいどこが引っ掛かっているか分からず、2時間ほどビスを緩めては注油するを繰り返し、油だらけになって格闘!
白い樹脂を取り外すとバネが飛んだ!
白い樹脂の裏側にバネ2本とツナギの金属1つが隠れてました。
(分解図には書かれていなかったので、焦りましたー)
紛失は免れましたけど、元通りに戻すに大変でしたよ
油だらけの手になってしまったので写真は取れずお伝え出来ないのが残念です。
製造とか設計の経験が無い人は、素直にメーカーへ修理を依頼しましょうね。
私は幸いなことにシンプルな原理と構造だったし、製造も開発も経験しているので、なんとか元に戻せました
(私はメカ屋ではなく、電気屋ハード&ソフトでしたけど、ヤスリをもって追加加工はお手の物でした )
それで原因なんですが、
写真の超強力な丸い磁石2つの内、高負荷側の磁石ユニットの引っ掛かりが原因でした。
固定ビスを緩めて注油し、いい加減な程度にビスを締め直します(ここが最重要ポイント!)。
1度は再組付けまでしたのですが、ときどき引っ掛かるんでやり直し
メゲてメーカーに修理をお願いしちゃおうかと思ったんですが、シンプル構造が故に「直せないと恥ずかし」みたいなプライドが芽生え、2度目の再調整でなんとか復活してくれました
17,020㎞、1268回、454時間ライドの後の劣化(故障)なので、いい加減な修理対応で済ませましたが、良い子はマネしちゃダメですからね。
(油が樹脂の劣化を早めるかもしれませんし )
多少、動作不安定かもしれませんけど、油が馴染んで動作が安定してくるのを祈りましょう。
本日(2017.11.1)の結果
修理の具合と動作を馴染ませたかったので、フリーランではなく、
コーストレーニングから始めます。
選んだコースは、地元の三河湾スカイライン(通称ミカスカ)です。
明日からの3連休で走りたいので、TTしないつもりでアップがてら2kmまではゴーストに付かず離れずで緩くクルクル。
ところが3km手前ぐらいで一気にゴーストが加速して、むきになって追走!
結構マジで上げても千切れてしまい、お見送り
それでも維持になって頑張っちゃったら、ほぼ実走に近いタイムでゴール。
もう汗だくです
そのままフリーランにスイッチして、
15分TTポジションでLSD → 15分クールダウン。
ローラー台の負荷変速は引っ掛かることもなく、スムースに可変してくれました
これなら、まだまだ使い続けられそうです。
しかし、
なんですね、追い抜かれると追いかけてしまうローディーの悲しいサガ。
無駄に頑張ってしまい、明日からのポタリングに少なからず影響しそうです。
で、取り合えず、明日はどこへ行きましょう?