みなさん あらためまして ただいまです
中国から帰ってきました。
中国の映画 主演がついこの間急に決まり
10日間で撮影を超ハードスケジュールで
無事こなして来ました！（笑）
正直、急に決まったので、それも
中国の映画、主演ということで心の準備ができてなく
不安いっぱいで中国にむかい映画の撮影に
挑みましたが、監督さん、キャストのみなさん
関係者(スタッフのみなん)全員が
とーーーーーーーーーーーーーっても‼️‼️
いい人ばかりですごく楽しく気持ちよく仕事
ができました
映画では主に日本語で喋りときどき中国語の
台詞もあります。
映画のタイトルは
「賀歳龍虎豹」
お正月に公開される予定なのでお正月に
ちなんだ映画になっていますが、内容は
ほぼお正月にあまり関係ないかも？（笑）
でも年明けにふさわしい
すっごくおもしろくてハッピーな
ラブコメディー映画です
一番上から 監督の崔炎龍(スイエンリュウ)監督。
あと3人の主演キャスト
左 → 吕宇さん(luyu)
右→李卓恒さん(li zhuo heng)
上→史一凡さん(shiyifan)
です
わたしは日本人のマフィアの娘役として
登場させていただきます。
常に強気で男前ですがなんだかんだ
女の子らしい一面もある
ツンデレキャラなかんじです
初めてのシーンの撮影では
初っ端からなんと中国語の台詞のシーンで
とっても難しくてテイクをたくさん撮りましたが
みーーーーーーんな！すごく優しくて
だんだん不安と緊張感がほぐれて
テイクも減って来ました
なんと泣くシーンでは1テイクでとれた
ときもありました！（笑）
キャスト陣にはユーモアあふれた
愉快な仲間たちもたくさん
みんな撮影中も心から楽しんでやれるくらい
映画の内容(つくり)がおもしろくて
笑いが絶えない撮影現場でした
チャイニーズコメディーのにおいがぷんぷんする
一枚ですね
だが、こう見えて毎日
ものすごいハードスケジュール。
私が少しの期間しかスケジュールがとれない
ため一日にスケジュールをたくさんつめていました。
ほぼ毎日24時間撮影で睡魔と戦ってました。
そんな中睡眠もなかなかとれず、気が緩まず
食欲も出ず一日3〜6口しかご飯たべていないうえ、
中国行く前からもスケジュールを詰めていたので
疲労がたまり、２７時間TVぶりに
身体に限界がきてなんども倒れそうに。。
手が震え意識がもうろうとしていることに気づいた
仲間たちが心配して
私を抱えて急遽近くの大きな病院まで連れていって
くれました。
診察待ちのとき
仲間がわざわざ水筒をいそいで買って
温かいお湯をいれて私に渡してくれました。
中国では病気のときは白湯をのんで身体の
毒素をたくさん出して病気を治すことが
主流みたいです。
みるのはじめてで、この水筒を持っている写真を
みると今でもなんだか泣きそうになります。(嬉し泣き)
診察する前にちゃんと食べなきゃいけないといって
お父さんのように私にごはんを「あーん」して
ずっと食べさせてくれていました。
みなさんと会ってまだ３日ぐらいしかしていないのに
こんな家族のように面倒を一生懸命みてくれて
心から心配してくれて中国人ってこんなに
愛のある人たちなんだなって思いました。
人任せではなく、自らやってくれること。
こんなに多くのひとが病院についていってくれた
ことに感動して泣きました。
今でも思い出しながら書いてたら
涙が溢れました。
メディアでは中国を取り上げるとき
あまり良いイメージをみかけないことのが
おおいため私の中で勝手に変な概念ができてて、
差別するわけではありませんが
中国人は荒いイメージだったり
中国はあまり綺麗じゃないイメージだったり
でも、今回、中国でずっとお仕事してわかりました。
荒いのは一部のひとであって
本当は愛のあるひとたちで、男性は紳士的で
優しくて、女性も目が合えばすぐ笑顔を返してくれる
ような、”人”が大好きな人たちが多いんだって。
街並みも綺麗なところはとてもきれいで
ご飯食べるときも必ずテーブルの上にはお湯の
入ったヤカンがおいてあって
お湯でお皿や橋を消毒してからたべる。
中国への概念がすごく覆されました。
今思えば何回か中国で仕事をしてきましたが
本当にみなさん良い人。
中国....中国人が大好きになりました。
眩しい顔（笑）
初めての主演映画、初めての本気の女優デビューが
この映画でよかった。
みなさんとお仕事ができて本当によかった。
ありがとうございました。
2017年 一月末(旧正月)
上映予定です。
「賀歳龍虎豹」
ざわちん.