ただの小ネタ
「お姉ちゃんは私の全てだったの！どうしてそんなことも分からないの？！」
「知ったことか。シェリーの全ては組織だろう？薬を作り、命令に従い、任務を遂行する。それがお前の全てだろう？」
「宮野志保とシェリーは違う。貴方はそのことを、よく知っている筈じゃない！」
死はいつも身近にあった。普通の人より断然慣れていると思っていた。でも、いざ身近に降りかかってみると、こんなにも残酷なことだったなんて、私は分かっていなかったのだ。本当の死が、どんなものか。
最愛の人が死んだ、唯一の家族が殺された。もうこの世にはいない、もう２度と会えない。
最期に何を思ったのだろう、私のことを想っていたことは確かだ。唯一救いの手を差し伸べられるのは私だったのに。近くにいて、助けられるのは私しかいなかったのに。何もしてあげられなかった。死ぬ程追い詰められていたことを、分かってあげられなかった。
ごめんね、私が妹だったばっかりに。ごめんね、お姉ちゃん…。
「貴方に最後のお願いがあるの」
「何だ」
「…シェリーを殺して」
「言われなくとも、今この場で殺してやる」
「違う、”シェリー”を殺して欲しいの。宮野志保も灰原哀も、貴方には殺せない。でもシェリーを殺すことは出来る」
★
半年振りくらいのジンシェリ。やっぱり死にネタはジンシェリでないと（ド偏見）。今ｐｉｘｉｖ用にひとつ書いてる所。ちょっと異色だけど、多分その内。
『蛍が灯した真実（デジリマ）』初見アニオリ、哀ちゃんに似た女の子を亡くしたおじいちゃん、哀ちゃんが人質にされたりと頑張る回。
スリコのコナングッズ、買えたら欲しいけどお盆中で仕事だし、週末を経た月曜に何か残ってるのか…。まぁセラムンも案外在庫余って値下げしてたけど。