眠い、無性に眠い、死ぬ程眠い。ここ最近戦闘続きで、ずっと緊張感が漂っていた。非常に忙しく、ゆっくり出来る時間がなかった。ただでさえ短い睡眠時間が更に短くなり、そろそろ限界だ。
一応食堂には来たが、食べるより寝たい。トレイを受け取り席に着くが、食欲より睡眠欲が勝っていて手が動かない。
「ちょっと、アンタ大丈夫?」
「…眠くて」
ミリアリアが近付いてきたことにも気付かなかった。
「今は食べるより寝た方が良いんじゃない?」
「でも、戦闘配備に備えないと…」
「そうなったら私が叩き起きしに行ってあげるから、部屋で休みなさいよ」
「…そうする」
余程酷い顔色だったらしく、彼女がトレイを手についてきてくれた。優しさを噛み締めたいが、それより眠い。部屋につきドアを開け、そのままベッドに倒れ込む。
「食事置いておくわね。艦長にも言っておくから」
「悪い…。何かあったら、お前に呼ばれたら起きるから、多分…」
「…そうならないと良いわね。おやすみ」
ぽん、と頭を撫で、電気を消して出て行った彼女。普段なら「添い寝して」、とか冗談のひとつも言えるのに、もう無理、寝る…。
どうか夢にも彼女が出てきますように…。
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らんま、キャスト続投だそうで、この時代に凄い!!!父はチョーさんだけど、チョーさんも好きだし緒方さんはナレやるそうだし、天童父が大塚さん、新作も見ること決定。楽しみ♪