「ご飯の最中はおならをしないで!」
「おならをして何が悪い?俺の家庭ではそんなの当たり前だったぞ」
「食事中、ガチャガチャ音を鳴らすのやめてよ!」
「そんなにうるさいか?今までそんなこと言われたことなかったぞ」
アスペルガー夫と暮らすと、マナーの悪さが際立ちます。
妻がマナーのことを指摘しても、最初から聞く耳を持たないか、「うん」とは言っても同じことを繰り返します。
では、このアスペルガー夫のマナーの悪さはどこから来るのか?
冒頭でもアスペルガー夫が述べている通り、
その夫の家庭、つまり「幼少期」にどう育てられたか?
ということです。
つまり、アスペルガー夫にとって「幼少期がすべて」なのです。
幼少期にもっと厳しくすべきでした。
なので「妻ごとき(笑)」が言っても治りません。
治すためには、アスペルガー夫が尊敬している人が「食事中、おならをしたり、食器をガチャガチャしたらダメだよ」と言うしかありません。
夫の食事中のマナーを妻が見て不快に感じるのなら時間をずらして食べるか、テーブルを別にして食べるしかないでしょう。
感情に訴えても1mmも心が動かないのがアスペルガーです。
アスペルガーを動かそうと思ったら別の「理」で動かすしかありません。
しかし、女性という生き物は感情の生き物なので、どうしても感情に訴えてしまいがちです。
そうなると、ますます
「こいつはわけのわからないことで喚き散らしている」
と夫は思うだけです。
アスペルガーの方は、人になにか言われるとすぐに
「責められた」
と思ってしまいます。
そして、被害者意識を持ちます。
そういう意味ではとてもナイーブです。