②Fiore/くぴぽ/マナクル @MANACLEレコ発大阪(2021.6.5) | フライパンしか持ってな「かった。」

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 今日はくぴぽのメンバーとオタクの人達の結婚式でした。
 しかしおれは行ってません。
 前日(6/26)にひめちゃんさんから「明日来なよ」と言われたんですが、結婚式は新ALBUM

「絶対結婚しような!!!!」のCDを10枚買った人だけの購入者特典です。そうでない人も参列者として

参加できることは、予め公式から発表されていましたが、おれ自身のこだわりとして、10枚買って

ないおれが特典会の場にいること自体「違う」と思い参加しませんでした。
 今までひめちゃんさんからの言葉には常に「はい」と言ってきましたが、ここで初めて「いいえ」を

 してしまったので、今日は1日どんよりした気分でした。

 世の中・・・と言うか同じドルオタ世界の仲間であっても、アイドルさんのやるこの手のイベントに

対し
①批判的な人や
②バカにする人
③嫉妬する人
④「アイドルの口車に乗せられて大丈夫か?」と余計な心配をする人

 がいます。

 牧師の言葉じゃないですが「この結婚に異議がある奴は一生黙ってろ!」って思います。 

 例え真似事であろうがCDの購入者特典であろうが「推しとの結婚を夢見るオタクの人」がいて、

今まさにその夢が叶いましたってんなら、おれは心の底からそれを祝福します。
 ライブという非日常の世界の中だけでしか推しと交わることのできないオタクの人にとって、

体裁はなんであれ「結婚式をあげた」という事実は本物であり現実の一部です。
 アイドルとオタクという世界の中にいるときは、それが設定であり現実なんです。
 おれが次にそのアイドルさんに会った時は「〇〇さんの奥さん」と呼びます。
 もちろんそのオタクの人の前だけですけどw

 
 さて、本日の記事です。 
 
 2021年6月5日(土)大阪museで観ました

 MANACLE レコ発主催 東名阪ツアー  

 手錠を壊せ!

 の思い出です。

※掲載の図版に関して権利者様のお申し出があれば、いつでも無条件で削除いたします。
 また掲載分以外の写真がご入用の被撮影者様がいらっしゃいましたらあるだけ提供いたします。
 ブログの仕様上低画質でしかUPできませんが、実際の写真はもうちょい良い感じです。
 お気軽にご相談下さい。



4.この日観たアイドルさん

(4)Fiore さん


※Fioreの皆さんは、3人ながらステージ上では広くバラけて動いて、なかなかくっついて

 くれません。なので毎回写真選びに迷います。

 ①3人のFioreさん初めて観た!
  現行Fioreさんは本来3人組なのですが、たまたまおれの観覧タイミングが悪かったのか、
 小野さんと中村さんの2人の時しか観た事なったです。
  今回は初のフルメンバーを観覧できるってことでワクワクしてました。

 ②ダンスすげぇ!
  Fioreさんと言えばバッキバキのダンスってイメージがありますが、何回観ても「すげぇ」としか
 言葉がでません。テクニカルかつ運動量の多い、スピードとパワーが要求されるスパルタンな

 ダンスです。

 ③全員に見せ場
  一人一人のメンバーがとても個性的です。
  そしてその個性がしっかりとステージ上で表現できるよう、個々に見せ場が用意されています。
  これは決して演出的なものではなく、個々のメンバーがそれぞれの持ち場をしっかりと

 務める上で必然的に見せ場ができたってな感じだと思います。

  なのでメンバー同士が時にバッチバチにやり合ってる風にも見えます。
  普段仲が良いからこそステージ上で「組み手」ができるのかなぁと思いました。

 ④メンバー
  
  1)小野芹菜 さん
   パフォーマンス中はどう見てもめちゃめちゃかっちょいいです。
   なのになぜかおれの頭の中で「おもしろイメージ」が抜けません。
   おれが日頃、twitterを通して小野さんを見てるからだと思います。

  2)中村栞菜 さん
   なんと!今までずぅっと裸足だったのに、今回靴を履いてたんですよ!!
   こりゃもー絶対理由を聞きにいかなきゃと思いまして特典会に行ってきました。すると・・・
  「もうわし大人になったさかい、いつまでも裸足っちゅうわけにはいかんやろ?」
   ってことでした。 
   あと、パフォーマンスについてはメリハリのある表情がめちゃ良いです。
   今、お幾つか存じませんが、角が取れて良いお顔になられたなぁと思います。 
        
  3)長身の人
   恐らくキャリアのある方で、アクティングが非常にこなれてました。
   クセが強い「動」のお二人に「静」の佇まいで向こうを張ります。
   静でありながら「圧」は相当強いです。
   多分、他のお二人に比べれば新しいメンバーの人だと思うんですけど特典会では

 大人気でした。


(5)くぴぽ さん

※お気づきの方もいらっしゃるでしょうが、おれはこの写真を非常に気に入っています。

  メンバー全員の顔が写ってるし、すごく良い顔をされています。

 ①3rdアルバム発売日
  この日は3rdALBUM「絶対結婚しような!!!!」の発売日という非常におめでたい日でありました。

 ②ノンストップ新曲ラッシュ
  と言うことで、ライブのセトリはMCもそこそこに新曲に次ぐ新曲!でした。    
  おれは「眠いよ青春」以外の曲は全曲初聴きです。この日がわかっていたので意識的に動画を

 観たりすることを避けていました。おれは最初の1発目は現場で聴きたい派(そんな派があるか

 知らないですけどw)なのです。
  で!
  初聴きでも、各曲POPで非常に耳馴染みが良いです。
  この段階ではまだ「名曲揃いだなぁ」という感想までは行ってません。
  理由は、おれのリスニング能力が低く歌詞が聴き取れない事が多いため、一応曲で語られてる

 事を理解してから決めようと、やや慎重に評価するクセがついてるからです。特にくぴぽさん

の歌詞はすぐに誰かが「死のうとする」ので評価は慎重になります。

 ③ギミックなしのどストレートアイドルライブ
  今までそこそこくぴぽさんのライブを見てきましたが、今日ほどストレートでシンプルな
 ライブパフォーマンス形式はないってくらいでした。
  コントもなければフロア芸も風船チェキもありません。
  それだけに「私たちの新曲聴いてください」という気持ちがひしひしと伝わってきます。

  冷静に考えたら、普通のアイドルさんはこれが当たり前なんですけど、普通のことやっただけで
 感動させるくぴぽさんはすごいなと思いますw

 ④大阪では現体制最後のライブ・・・ではなかった

  特典会でひめちゃんとお話してて「もしかしたらもうこれで会えるの最後かもしれんけど・・・」
 言われてはっと気がつきました。
  ライブ中はアルバムリリースとか新グッズ発売とか色々あって終始アゲぽよムードで、

 そんなことさっぱり忘れていましたが、この時点で(※)この先の大阪のライブ予定は決まって

 おらず、遠征のできない弱いオタクのおれは、ホントにこれでひめちゃんさんとお別れなの

 かもしれません。

  ひめちゃんさんからその言葉を言われた瞬間、頭に浮かんだ言葉は

 「うわーん!やっぱし辞めないでー!」
 ・・・でしたが、まぁそんなの本人に言っても困るだけでしょうし、ここはぐっと飲みこみました。
  後で一人になってから「オタクってあーゆー時、本能的に辞めないでー!」って言うんだなと

 感心しました。
 
(6)MANACLE(マナクル) さん
 ※撮影禁止

 ①初見
  初見は初見なんですが、メンバー4人中3人は過去に別のグループで観た事があります。

 ②女の人4人組
  そのグループとは「NECRONOMIDOL(以下、ネクロ魔)」DEATH・・・いや、です。
  元ネクロ魔リーダー柿崎 李咲さんと今泉 怜さんが、ネクロ魔さんをご卒業後、先にご卒業

 されてた 高辻ひな さんと合流して作ったのがMANACLEさん。

  その後、もう一人を加えて4名で活動スタートって流れだった・・・という認識であってますかね?
   
  ネクロ魔卒業と書きましたが、一部のファンの人はそうは思っていなくて、どうも辞め方が

 不可解・・・少なくとも円満ではなかったてな話を聞いたことがあります。

  なのであくまで門外漢のど素人のおれの印象で恐縮ですが、MANACLEさんってのは、

 ネクロ魔さんから反乱して独立したのかなぁとか思うわけです。

 ③カフェオレ・ゴシック
  そーゆー印象なモノですから、どーしてもネクロ魔さんと比較してしまうわけですが、
 率直に言って全体的な雰囲気はネクロ魔感に近いものがあります。
  ただネクロ魔さんほどはダークに振っていなくて、それなりにPOPな仕上がりとなってます。  
  ブラックでもないホワイトでもない、この2つが混ざり合った雰囲気は、さしずめ

 カフェオレ・ゴシックってっ感じでした。

 ④運動量の多いダンス
  予想外だったのはダンスがけっこー激しかったことです。
  グループとしてダンスに力入れてるのかなと思わせるくらい、ダンスチームと見まがうくらいの
 キレのあるダンスをされていました。  

 ⑤キャリア十分なパフォーマーによる貫禄のライブ
  歌おダンスもスキル的には申し分ない・・・どころか非常に優れています。
  そりゃもーあのネクロ魔さんでやってた人達ですからね。当然っちゃ当然です。

 ⑥メンバー

  1)柿崎李咲(お柿)さん
   MANACLEさんではリーダーなのかどうかわありませんが、パフォーマンスの中心は

  お柿さんです。
   ダンスのキレがめちゃ良くって、お柿さんが真ん中で踊るとダンスラインがピシっと締まります。
   身体も相変わらずアスリートのように絞り込まれていてストイックな人なんだろなと思いました。

  2)今泉 怜さん
   見た目がめっちゃ大人になってました!
   前・・・って3年位前?観た時はまだまだ子供さんって風貌だったのですが、いまや

  キレイなお姉さんです。
   愛らしいお顔はそのままに、ボディラインがとにかくしゅっとしてます。
   あと、歌すごく上手くなってました。
   最初に観た時を思い起こせば、つくづく「めっちゃ成長してるなー!」と感心します。

  3)高辻ひなさん
   ネクロ魔時代からキレイな人でしたけど、今は更に更に美人の人になってました。
   衣装のゴーグルがすっごくカッチョ良いです。
   前は美人ながら、どっか無機質な冷たい感じがして見た目もちょっと怖かったですけど、

 今はクールさの中にも柔らかさがあって癒し感すら感じます。
   ・・・てことで、特典会では高辻さんに行ったんですが、初見なのにとても気さくにお話して

 下さって嬉しかったです。

  4)大きい人
   整ったお顔立ちで美人とかわいいの中間くらいのお顔です。
   髪の毛がカラフルでとってもキレイでした。

 ⑦チェキ1回2000円がフロア中で話題に!
  ライブ後のフロアと言えば「今日のライブ良かったよねー」とか「あの娘かわいかったなー」

 てな話題で盛り上がるもんですがこの日はちょっと違ってました。

  「MANACLEさんのチェキ、1枚2,000円らしい」

  その話題で持ち切りでした。

  一般に東京のアイドルさんのチェキ相場が1000円~1500円。関西だと500円~1000円と

 言われています(おれ調べw)。
  東京相場でも高い方の2000円というプライスタグは、関西のオタクを驚かせるには十分でした。

  因みにおれが東京時代初めてオタクをした「魔法女子セイレーン」は2ショット写メ

 (チェキじゃないよ。写メだよ)
 が1回3600円でした!!おれはそっからオタ活をスタートしたので少々の高額チェキでは

 驚きませんw

  せっかく良いパフォーマンスを観せても、それよりも「チェキ代」の方が話題に上るってのは

 もったいないなぁと思います。

 
5.考察【高額チェキのメリット・デメリット】

(1)メリット

 ①薄利多売よりも、厚利少売の方が「顧客を選べる」
  経済力の乏しい客(一般には若者)や
  ロイヤルティ(loyalty)の低い客(DDやピンチケ等)えを排除できる

 ②顧客を絞りこむことで効率があがる
  1)客単価が上がる=単位当たりの売り上げが上がる
  2)仕入れの費用が抑えられる
   チェキフィルム
   大きな会場を借りる必要がない
  3)オタクの顔を覚えやすい
   逆に言うと、沢山のオタクの顔や名前を覚えなくて済む

 ③その他商品の価格も上げやすい
  物販の値段は「チェキ単価」が基準になりやすい

  アイドルさん的にも短時間で回収できるので、特典会をズルズルやる必要がありません。
  実際、MANACLEさんはレコ発の主催ライブにもかかわらず、他の演者が続けている中、

 物販・特典会を早々に切り上げていました。

  恐らく目標額に達したか、オタクが途切れたからだと思います。


(2)デメリット

 ①新規開拓が難しい
  おれの持論は「パフォーマンスを観てファンになり、特典会で話してオタクになる」です。
  商店に例えれば、パフォーマンスはショーウィンドウです。
  見込み客をお店に招き入れ、商品を手に取らせなければ客にはなりません。
  新規が気軽に立ち寄れない高額チェキは「オタク化」を阻むに十分な要素です。

 ②既存オタクの囲い込みが難しい
  既存オタクは時々自分の推し以外のメンバーともチェキを撮ることがあります。
  お付き合い的な要素が強いですが、そこから二推し・三推しと発展することもあります。
  しかし高額チェキでは、既存オタクと言えどもそう気軽に回ることはできません。
  そうなると推し以外のメンバーとの距離が縮む機会は少ないです。
  それの何が問題かと言うと、推しが辞めた時です。
  推しが辞めると同時にそのオタクもいなくなります。

 ③物販で売れるものがない
  CDもTシャツも1枚あれば十分です。それすらいらないサブスクで聴くって人も多いです。
  チェキが収入の柱になるのは毎回売れるからです。
  しかしそれが売れなくなると・・・一式グッズを揃えたオタクはもう物販に行く意味がありません。


  こうして見ると「広く長く売れたい」グループにとって高額チェキはデメリットが大きく感じますが
 「局所的に短期間売れればいい」グループにとっては、悪い方法ではありません。
  購買力と忠誠心のある数人のお客の管理をしっかりすればいいからです。
 

(3)受け入れられやすい高額チェキとは?

 
  これは1点だけ。実にハッキリしています。
 「金額に見合ったスペシャルなチェキにする」これだけです。具体的には

 ①デコチェキにする
  オタクはチェキ+手間賃と考えます。
  同時にチェキそのものに作品的価値を見出します。

 ②交流タイムを長くする
  実はチェキそのものを目当てにチェキに行ってるオタクの人は、半分もいるかどうかです。
  チェキに行く最大の目的は「交流タイム」です。
  よってこの時間を長くします。通常1000円で60秒前後だと思いますので、2分くらいに

 設定すれば2000円でも納得感が出ると思います。

(4)事務所の方針?

  チェキを含め物販の価格設定は各運営の経営戦略が最も出やすい部分です。
  MANACLEさんの場合は、経営戦略よりもパフォーマーのメリットを中心に考えた結果では

 ないかと想像します。
  
  MANACLEさんの高額チェキは、交流時間は一般的ですし、見た目も普通のチェキです。
 デコるどころか日付とサインのみ、オタクの名前すら書きません。
  アイドルさんにとって一番煩わしい、オタクの顔と名前を覚えないで済むのです。
  ようするに徹底した作業の簡略化がなされています。

  これをどなたが決められたかわかりませんが、事務所に所属されている以上、経済活動に

 事務所がノータッチってことはないと思います。

  この「高額チェキ戦略」が吉と出るか凶と出るか、MANACLEさんを試金石として今後の活動に

 注目したいと思います。
 

  
 てなところで本日の記事はここまで!
 ではまた次回。

【今後の記事の予定】 
 ①ふ くやま国際大 道芸(2021.5.15)
 ②く ぴぽ3rdALBUM「絶 対結婚しような」販売会&トークライブ(2021.6.5)
  ③ta mta mt am (2021.6.25)
--------------------------------------------------------以下、備忘の為 
   〇私家版「魔法 女子☆セイ レーン3/4史」第3章
 
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