今朝はちょいと早起きです。
用事がありまして、この後ニュルンベルクに行かねばなりません。
久しぶりに真冬に自分で車の運転をするので、ちょっと心配です。
バイクだったら全然平気なんだけどなー!
バイク買おうかな。ドイツならやっぱBMWかなぁ・・・。
・・・と、良からぬ物欲が頭をもたげて参りましたが、お出かけ前に
前回の続き、part2でございます。
7.特典会
(1)紅白衣装
紅白歌合戦という事で、衣装はそれぞれ「紅」「白」のワンピースでした。
紅い方は、コンパニオン風というかなんか大人っぽい感じ。
白い方は、幼児の夏服・・アルプスの少女ハイジの下着姿みたいななんか可愛い
感じの奴でした。
みさとさんに、この手のプレーンな衣装が合うかどうかと思いましたが、
メイクを抑え気味(ナチュラル?)にされたのか、とってもとっても可愛らしかったです。
(2)握手会
いつもと若干順番が変わってました。
運営さんがお忙しいファンの方への配慮で、急きょ2shotを前倒しにされたり
した影響かと思いますが、臨機応変で良い対応だと思いました。
①こーちゃん(佐藤梢)さん
おれ:こーちゃんさんは歌、上手ですね。
こず:ええ曲やったやろ?なんちゅー曲か知ってたか?
おれ:いえ、不勉強ですみません。
こず:ちゃんと選曲にも意味あるねんで、調べときや。
前述しましたが、選曲の出典について教えて下さいました。とある声優さんの
紅白歌合戦初出場曲って事でしたが、後で調べたらおれがちょっとだけ見てた
アニメにも出てた人で、わりかし好きな人でした。
たまたまの選曲かもしれませんが、こーちゃんさんはよく考えてるなーと
思いました。
②みさと(成田美郷)さん
みさ:わしのソロどないやった?チビったか?
おれ:おれが大好きな曲で高まりました!
みさ:2016年は今までと違うみさと出してくさかい、見逃さんとってや!
おれ:括目いたします。
数カ月おきにしか会えないおれにしてみれば、毎回新鮮なみさとさんなのですが、
今年はさらに「違うみさと」を出していくとの意気込みを語ってくれました。
今年は魔法女子にも、もちろんみさとさんにとっても勝負の年。みさとさんの
魅力を余すことなく出していって頂きたいですね。
③りこぴん(若菜莉子)さん
おれ:今日はtwitter始めて一周年なんです!
りこ:へぇ、そうなんだ。
おれ:りこぴんさんのお勧めで始めたんですよ。
りこ:うんうん。ちゃんと見てるよー。
おれがtwitterを始めたきっかけは、りこぴんさんです。
魔法女子の情報が知りたい一心で、研究職は禁止されているtwitterをこっそり
始めたwわけですが・・・情報を得るという目的もさることながら、様々なモノ
が見れて、人間に対する視野がぐんと広くなりました。
おれのようなライブに行きたくても行けないレアキャラにとって、ファンとしての
「気持ちのやり場」ができとても重宝してました。
ここ数週間は、少し考える事もあってtwitterをやってませんが、丁度1年。
良い節目かもしれません。
④みかりん(根本実香)さん
みか:ざるよ!ざるきちよ!
おれ:なんスか?
みか:おまえはレアキャラちゃうからな。
おれ:昨日も聞きましたよ。それ。
みか:みかりん様はなぁ・・・
おれ:はい?
みか:大事な事は、2回言うんじゃ!!
おれ:ひぃぃぃっ!!
にっこり笑いながら「大事な事なので2回言ったよ」と笑うみかりんさん。
前日に、なんで突然あんな事を言うのかと思ったら、この為の前フリだったの
ですねw!
みかりんさんは、観る度にボケが良くなってきていますが、ちゃんと笑いの
組み立てが出来てやってるなら立派だと思いました。
言った後の「してやったり」といった表情もすごく良かったです。
⑤せなちゃん(江崎瀬奈)さん
せな:セイレーン紅白、知ってる曲あったか?
おれ:はい、2曲くらいありました。
せな:世間知らずのおまえにしては上出来やな。
おれ:ありがとうございます
最近のせなちゃんさんは、すごく積極的にしゃべってくれるので話題が無くても
全然平気です。
この日は、各メンバーの選曲についてのお話。嬉しそうにキラキラとした瞳で
語るせなちゃんさんを見ているとつくづく「こんな動物、どっかに売ってないかなー」
と思います。
何もしなくていいので、ただ家の中に住んでて欲しいですw
⑥ちっぴー(水谷千尋)さん
ちぴ:おまえで唯一感心できるのは、家族大事にしとるトコや。
おれ:ありがとうございます。
ちぴ:わしも、おまえんトコの家族になりたいのう。
おれ:じゃあ息子の嫁にどうですか!?今17歳ですけど。
ちぴ:それ犯罪やんけーーー!!
twitterで、おれが家族の話をした事を覚えてて下さりまして家族談義。
ちっぴーさんのtwitterにもお父様やご姉妹の話題が良く出て来ますが、
きっと良いご家族なんでしょうね。家族全員、あのテンションだったら
ちょっと怖いかなーw
あと、この日はほぼ最後列に座っていたのですが、「来てるかなーと思って
光る棒探しましたよ」とかオタクが喜ぶような事を言って下さいます。そーゆー
のが自然に出てくるちっぴーさんは、すげーなーと思います。
⑦ふーみん(田村文香)さん
おれ:話す事忘れてしまいました。
ふみ:なんやねんそれ!
おれ:最後だからなんか安心して気が抜けちゃうですよね。
ふみ:握手会のトリやで!頼むでしかし!
おれは列に並んでいる時に、メンバー別におおよその話題を頭の中で考えています。
ただ殆どの場合、一人目のこーちゃんさんが終わった途端、忘れていますw
途中で思い出そうしたりするんですが、目の前のメンバーとの会話で精一杯なので
そうやすやすとは思い出せません。
で、この日は直前にちっぴーさんとバカ話しをしたもんで、もう何にも思い出せず
素直に「忘れた」と言いましたところ、「なにそれー」と笑って下さいました。
(3)グループショット
2shotに続いてグループ写真です。
ステージに上がるなり、待ち構えていたようにみさとさんから
「紅白は闘いや!ファイティングポーズでいこか!」
とのご提案です。流石、格闘タイプ魔法女子みさとさんw
素早くメンバーに配置を指示すると、おれに向かって
「おまえはこれ持って立っとけ!」 とスケッチブックを渡されます。
まこちぃ先生の「ほな、いくで!」 の声と共に、スマホのシャッター音が響きます。
その間、わずか数十秒。一瞬の出来事でした。
帰って写真を見てましたら、メンバー個々のファイティングポーズが、実に特徴的
でした。掲載許可を頂いてないのでお見せ出来ないのが残念ですが、ざっと分類しま
すと・・・
【拳の握りでわかる!「人殴ってそうな」メンバー】
( )内の数字は、今まで人を殴った人数
①サマになってる
1)こーちゃん(5,000人):日常的に殴り合いしてそう
2)みさと(30人):実戦経験は少ないがいかにも強そう
②かわいい!
1)せなちゃん(5人):上腕二頭筋が意外にパンプアップしてた
2)みかりん(0人):今まで一度も人を殴ったことない感じ
③それ違うポーズだろ
1)りこぴん(0人):いぇいいぇいのポーズだ
2)ちっぴー(10人):仮面ライダーの変身の時のポーズだね
④パッと見、やりそうにないけど実はやってそう
1)ふーみん(100人):拳の握り方がケンカ慣れしてる人だ
※まさか本気にする人は居ないと思いますが冗談ですからね。
最近、なんとなーくなんですけどグループショットを撮る人が少ない気がします。
前にも書きましたが、おれは特典会の写真については
グループショットは、魔法女子活動に対する応援の意思表示
2shotは、推しに対する応援の意思表示
と思ってやっております。
良いショーを見せてもらって「楽しんだ分の対価」を支払うのは当然だと思っています。
大道芸でもお笑いでも、それがなければショウビズとして成り立ちません。
ショウビズにおける応援とは、声援を送る事だけではありません。
「然るべき対価を支払う」事が、最も重要な応援だろうと思います。
公衆の面前で、アイドルと並んで写真を撮るのは恥かしい(照れるという意味)
ですが、ショウビジネスとして魔法女子を成り立たせる為に、おれが出来る事は
これくらいしかありません。
定期祭典は入場料がありませんから、代金は大道芸で言うところの投げ銭に近い
料金体系だと思っています。
お客さん個々の経済事情は違いますから、沢山お金を使っている人が偉いとは
決して思いませんが、完全無料の人はプロのパフォーマーに対する敬意が致命的に
不足していると思います。
もちろん投げ銭ですから本当に面白くなかったのなら、CD1枚も買う必要はありません。
ただし、その場合は祭典中でもキリの良い所で、黙って退席すべきでしょう。
途中退席は周囲のお客さんの迷惑と考えるむきもあるでしょうが、「面白くないモノ」に
貴重な時間を浪費する必要はありません。パフォーマーにもどの辺で客が剥がれるのか
分かって良いと思います。
(4)2shot
①仲良しな感じのポーズとは?
最後はいつものように2shotです。
相手はもちろん、みさとさん。
カメラ係は、ちっぴーさんです。
みさ:今日も考えてきたんやろうな?
おれ:もちろん!
みさ:ええ心掛けや。聞かせてみんかい、おまえの希望を!
おれは、争い事が嫌いです。
先ほどのグループショットで対戦ポーズをしたので、今度はその逆で行こうと
思い「仲が良い感じのポーズで!」とお願いしました。
みさとさんは「よっしゃ!」と言って、すかさずおれに指示を出します
みさ:正面向いて左腰に手。肘曲げろ!
相変わらず、連邦警察の取り調べのように一切の無駄も隙もない指示です。
(※連邦警察に取り調べを受けた経験はありません。地方警察はたまにw)
おれはいつも通り、孫にあしらわれるボケ老人のように、ただただニコニコ
しながら言われるがままでした。
が!
次の瞬間、全く予想外の事が起きたのです!!!
真正面を向いてるおれには、横でみさとさんがどんなポーズをしているのか
見えません。
しかしこの時は、周囲のファンの人の視線とどよめきから明らかに「いつもと違う」
モノを感じ取りました。
おれが、ふっとみさとさんの方を見ますと、なんと!
・・・詳細は書きませんが、兎に角まー予想外の「ものすごく仲の良いポーズ」を
みさとさんがして下さってたのです。
おれは驚きまして「一旦解除」を申し出ました。
時間の無い中で、出来る限り速やかな進行の協力を心がけているおれですが
この日初めて2shotで「待った」をしました。
②ちっぴーのツッコミ
気を落ち着かせようと、深呼吸なんぞしておりますと、ちっぴーさんから
「かわいい」との声がかかります。
そのツッコミで「いい歳をした男が、この程度の事で照れるのも見苦しい」と
幾らか冷静さを取り戻し、何とか写真撮影を終える事ができました。
ちぴ:おし!撮れたぞ
みさ:確認せいや!
1ミリも触れないようにピクリとも動かず完全に硬直していたおれは、スマホを
渡されてもまだ余韻から醒め切れず、ふわふわとテキトーな返事です。
おれ:まぁ大丈夫です
ちぴ:雑やなぁ(←ホントに言ったw)
帰ってから、写真を見返すとピントが甘かったり、頭がちょっと切れてたり
してまして
ちっぴーの写真のが雑!
って思いましたが、それも含めてとても良い思い出ができました。
③初めてみさとさんが可愛く思えた!
たわいないポーズと言えば、それまでですが、今まで他のグループも含め、2shotを
撮ってきた中で、初めてのポーズでしたのでなかなか感動的でした。
前述の通り1ミリも触れてはおりません。
触れてはおりませんが、全神経を集中していた左ひじには、0.1N(ニュートン)も
あるかどうかのかすかな「圧」が感じられた気がしましたw。
今まで殆どありませんでしたが、この日は撮ってもらった写真を帰ってから
何回も見返しました。
この時、おれは悟ったのです。
おれのお花畑がオープンした事を!
おれは、みさとさん推しですが、他のファンの方と決定的に違うのは、愛情という
感覚はありませんでした。
「パフォーマーとして尊敬している」その一点だけでした。
が、この日この瞬間を境に「みさとさんなら全て肯定しても良い」気分に
なったのでした。
8.その他
(1)変わりゆく魔法女子現場
①魔法女子現場とは
たまにしか観覧できないおれにとって、毎回の気がかりは
「魔法女子がどう変わっているか?」です。
正確に言えば、以下の3つの視点であり
1)魔法女子☆セイレーン(のパフォーマンス)
2)運営(によるレギュレーション)
3)客側(の応援スタイルによる客層)
この3つを合わせて表現すれば「魔法女子現場」という事になろうかと思います。
②地下アイドル純化路線
昨年秋に感じた事は「地下アイドル路線に舵を切った」という事でした。
その傾向を明確に感じたのは客席からです。
魔法女子中期にファンになった「fallingSummer世代w」のおれから見て、
ここ半年ほどの客席の変化は、驚くほど進んでいるように感じました。
変化の方向性としては「地下アイドル純化路線」。コールやミックスなど
一般的な地下アイドルの応援フォーマットに限りなく近づいている印象です。
③既存ファンの先鋭化
当初、この変化は新規客(ニューカマー)の流入によりもたらされるものと考えて
いました。積極的な外部でのライブ攻勢がその現れであろうと思っていたのです。
が、今回、最後列から客席を眺めた印象としては、あまり新規客が増えているような
気がしません。
もちろん初めてお目にかかる新規マスターさんはいらっしゃいます。ここは予想より
も変化の傾向は鈍化しているということです。
にもかかわらず、客席の盛り上がりっぷり、応援技法の進歩(多様化?)には、目を
見張るものがあります。毎回、ついていくのが大変ですw
客席の変化の主要因は、新規客の流入ではなく既存のお客さんがティピカルな
アイドル応援技法に向かって先鋭化していることでないかと思えます。
既存客がより積極的・能動的に現場を楽しもうとしている事が伺えます。
④魔法女子の本質は変わっていない
魔法女子もそれら既存客の「要請」に、幾らかの呼応を見せています。
「より地下アイドルらしく」ステージ上で振る舞う事で、それを望む客との「会話」が
成立しているように思います。
ただし、今回その点においては「完全に舵を切った」ようには思えませんでした。
おれの希望的観測から多少バイアスがかかった見方になっているかもしれませんが
あくまでも「魔法女子セイレーンは自己完結したパフォーマンスが売り」であって
煽りやその他は、最低限パフォーマンスの邪魔にならない程度に客席とのお付き合い
をしているように見えます。
以前、客層の分布として、以下の2大別を記述しました。
1)show派 と
2)attraction派 です。
主要な既存客がattraction派に向かっていることから、顧客サービスの
一環として、パフォの一部に「アイドル芸」を取り入れているように感じました。
魔法女子が本当にやりたいことは、そこには無いように感じるのです。
『アイドル芸は「やらなければならない事」であって「やりたい事」ではない』
そう思ってんじゃないかと・・・まぁ勝手な想像ではありますがw。
(2)変わりゆく「おれ自身」
魔法女子現場が変わるにつれ、おれ自身の意識もまた変わりつつあります。
もちろん、魔法女子☆セイレーンの事は、歌も踊りもお芝居も、楽曲もメンバー
一人一人のキャラクターも全てが大好きです。毎回々々、パフォーマンスに満足
しています。
しかし「現場」という独特な環境に身を置いたとき、自分が心の底から楽しめている
かどうか・・・自信が揺らぎつつあります。
「純粋にステージを楽しみたい」
たったそれだけの事が、今とても難しいです。
ステージ外の「2、3の出来事」に気が行き過ぎて集中力が落ちているのです。
今の自分にとって魔法次元の扉はとてもとても遠く、気軽にノックできる場所では
なくなりつつあります。
魔法女子がどう舵を切るか云々を考える前に、おれは自らの舵をどう切るのかを
真剣に考える必要があります。
そのあたりの心境については、次回の記事「魔法女子バスツアー」にて、
触れたいと思います。
てなところで、本日の記事はおしまい。
潰されてなかったらw、また来週お目にかかりましょう。