魔法女子☆セイレーン(2015/11/7) 第149回定期祭典 (その2) | フライパンしか持ってな「かった。」

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ではでは、続きです。



6.特典会


(1)アラビアン・コスチューム
 
  今回の衣装は、魔法女子にしてはかなり「攻めた」コスとなりました。
  理由はわかりやすい。


  メンバー7名中3名が「腹出し」だったのです!

  しかもその3名の人選。


  ①こーちゃん(佐藤梢)さん


   腹出しと言えば、こーちゃん。背中も出せばヘソも出す。 
   今や魔法女子の不動のセクシー担当。ゴツゴツしてないモデルさんの
  ようなキレイなお腹です。
   
 
  ②ふーみん(田村文香)さん


   可愛い系のふーみんさんですが、一たびお腹を出せば、たちまち
  グラビアアイドル。タマゴ肌に相応しく、キレイなオーバルシェイプ
  がキュートさを一層際立たせます。



   ここまではわかる!
   なんと最後の一人が・・・・



  ③みさと(成田美郷)さん


   アスリートの腹やん!外骨格やん!
   ツヤやかな腹部は、オーラバトラーのハッチゲートを彷彿とさせる
  堅牢性を感じさせます。



   こーちゃん&ふーみんがオヘソ丸出しだったのに対し、みさとさんは
  ローブロー狙いのボクサーのごとく、トランクスをくいっと上にあげ、
  最後までおヘソを出さなかったところに「乙女の恥じらい」を感じさせます。


   みさとさんは、多分こーゆー「露出」は全く得意じゃないように
  思えますが
、頑張ったなー!と思います。
   まさにリーダーとして「一肌脱いだ」って感じですね。   
   

(2)握手会

 

 ①こーちゃん(佐藤梢)さん

 

  おれ:こーさんのアラビアン、めっちゃ似合ってますね!
  こず:せやろ!気合も入っとんでぇ!
  おれ:お腹のラインが凄くキレイです。
  こず:わしばっかやのうて、リーダーの腹も見たってくれよ。  

 

  こーちゃんは、セクシーにしてエロに非ず。海外のモデルさんのような
 どこか非日常的な質感があります。こーちゃんさんのお腹のキレイさを
  話したところ、なぜかリーダーのお腹の話になりました。
  


 ②ちっぴー(水谷千尋)さん


  ちぴ:会いたかったんやろ。ようがんばったな(棒読み)。
 おれ:えええええええー!
  ちぴ:ええーやあるかい!おまえがtweetで言え言うたんやないけ!
  おれ:いや、そうですけどまさか本当に言ってもらえるとは・・・。
  ちぴ:気が向いたらまた見たるさけ、何かあったらtwitterで呟けや。
  
   前日にちっぴーさんのtwitterに、今度会えた時は
 「会いたかったんやろ。ようがんばったな。」と言ってもらいたいとリプした 
  ところ、開口一番ホントに言って下さいました。


   正直言って、おれはそれまでリプなんか読まれてないと思ってました
   それがまー読んでもらってたばかりか、ちゃんと採用されるとは、
  ちっぴーさん恐るべしです。ちっぴーさんの「応援満足度」の高さは、
  こうした「応答率の高さ」による所が大きいと
思います。


   動物の行動は、一定の報酬が期待できなければ持続することは極めて困難です。
   どんなおしゃべりの人でも、相手が一切リアクションしなければ、一方的に
  対話を続ける事はできません。


   twitterのリプにおいては、相手が読んでくれてるという事が報酬になります。
   それを示す方法として、もちろんリプ返しが一番わかりやすいですが、
  不特定多数が見るtwitterではなかなか難しいところです。そこでこーやって
  握手会という対話の中で、明確なリアクションを返すというのは有効な方法です。
  パーソナルなトピックスは会話満足度においても最上位に値します。  


   「推しを決めるのに理由はいらない。推し続けるんは理由がいる」
  というのがおれの持論ですが、ちっぴーさんの場合、継続的に推しを受ける為の
  理由がキッチリと提供されています。毎回感心するところです。  



 ③みさと(成田美郷)さん


  おれ:みさとさん!
  みさ:なんや?
  おれ:おれは魔法女子が大好きなんです!
  みさ:(ギロリ)
  おれ:(ゴクリ)
  みさ:・・・知ってたで(ニヤリ)。
  おれ:今日で年内最後です。良いお年をお迎えください。
  みさ:早いわ!


   毎回握手会の度に何を話そうと悩むのですが、結局おれが伝えたい事が何かと
  言えば「魔法女子☆セイレーンが大好きだ」という事に尽きます。


   もとより口下手なおれが、良いカッコして「上手い会話」などに腐心しても
  サマになりません。ならば「魔法女子☆セイレーンが大好きだ」という言葉に
  全ての想いを込めて伝えた方がよっぽど潔いと思った次第です。


   おれ:「大好きです」
   みさ:「知ってます」   


   多分、他のメンバーだったら「ありがとう」と返ってくるんじゃないかと
  思います。それが模範解答みたいなもんです。でもみさとさんは違いました。


   みさとさんは感受性が高い人です。シャープネスとは言い難いですが、漠然と
  全体像を把握する力に長けていると思います。
   


あと、どーゆーとっから話題が出たのか覚えてないですがtwitterのリプに関して

  1)行けないイベントにリプしない
  2)居ないイベントにリプしない
  3)10時間経過したtweetにリプしない

   というおれのポリシーに関してお話をしましたところ

  「気を使ってくれてありがとう」

   と言われました。何か色々わかってくれてるなーと思いました。    


 

 ④りこぴん(若菜莉子)さん


  りこ:ほっぺたどうしたの?
  おれ:バスツアーの時りこぴんに食わされたリンゴのアレルギーですかねぇ。
  りこ:うるさい。黙れ!
  おれ:え?
  りこ:なんでもないよ。じゃあ早く治る様に魔法かけとくね。
  おれ:ありがとうございます。
 
   ほっぺの絆創膏を見て、りこぴんさんが優しい言葉をかけて下さいます。
   まぁリンゴアレルギーでほっぺたに腫れものができるなんてことはないの
  ですがw

   りこぴんさんは、何かと魔法をかけてくれます。魔法女子という浮世離れした
  コンセプトと裏腹に、りこぴんさんが物凄く「生活感」に溢れているので
  魔法の言葉が、家族か恋人から発せられたような身近なモノに感じます。
  がんばろーって気にさせます。



 ⑤みかりん(根本実香)さん


  みか:こないだtwitterでもろたリプ、めっちゃおもろかったわ。
  おれ:ちょっとツッコミきついかなと思ったんですけど。
  みか:ええねん。あれくらいツッコんでもらわんと、わしのボケ消えるわ。
  おれ:わかりました。これからもツッコミまくります。


  「みかりんさんは、魔法女子のボケ担当」
   というのが、目下のところおれの認識です。


   デビュー以来、試行錯誤しつつひとまず「天然ボケ」というポジション
  に落ち着いておりますが、ファンの方の認識は「無垢な妹」なんですね。


   みかりんさんのtwitterを拝見すると、けっこー良いボケをカマしている
  のですが、ファンの皆さんはツッコまないんです。妹だから守ってあげてる
  感じなんです。
   これは逆に可愛そうです。全然美味しくありません。つーわけでおれが
  twitterでツッコミを入れているとゆーわけです。 
   みかりんさん公認のツッコミなので、ファンの人許してねw!    



 ⑥せなちゃん(江崎瀬奈)さん


  おれ:明日、ドイツに帰ります。
  せな:ええのう。わしも行きたいわー。ヨーロッパ。
  おれ:おお!じゃあ一緒に帰りましょう。
  せな:明日おまえの飛行機がシベリアに不時着しますように。
  
   せなちゃんさんが行きたい国は、オーストリア。
  

というようなお話を、目をキラキラさせながら
  話して下さいました。まさにぴったりって感じですね。

  


 ⑦ふーみん(田村文香)さん


  おれ:ふーみん姉さん高座お疲れ様でした。
  ふみ:あんたも掛け声ごくろうはんやったな。
  おれ:次のネタおろしも楽しみにしてます。
  ふみ:おまえ、わしがアイドルっちゅー事忘れとるやろ?


   適度な軽口と可愛い笑顔が、ふーみん姉さんの持ち味。
   握手会の最後は、ふーみんさんに見送られて気持ちよく列を離れます。
   他のメンバーの順番は、どう変わっても多分そんなに違和感はないと
  思いますが、ふーみんさんだけは不動のトリで居て欲しいです。



(3)グループショット


  缶バッチ(特典券)をメテ夫先生に渡して、再びステージの上にあがります。


  みさとさんは一瞬チラっとおれに目を向けるも、特に声をかけてくることもなく
 くるりと背を向けるとメンバーに向かって


  「今日は衣装もええし、全身が取りたいなぁ」


  そう言うと、メンバーの皆さんを壁の前に並べていきます。


  「背の順・・・いやいや、衣装の色合わせてこか」

  おれは渡されたスケブを抱えて、蚊帳の外。


  ちょっとでもみさとさんに絡もうと
  「じゃあおれ、柱の影に隠れときますよ」
  てな冗談を言いますと、例によってみさとさんは、おれに一瞥もくれずに


  「アホか、参加せい!」

  と一喝です。  
  
   でもなかなか良い写真がとれましたので、twitterのTOP写真に使っております。

  

(4)2shot


  続きまして2shot。とその前に


 ①最近の2shot事情

 

 特典会の時間短縮もあってか「私物サイン」と並行して行われる事があります。
  また2Shotは、対象メンバー毎に行われ、場合によって同時に2組が並行して
 撮ることがあります。


  メンバー毎に2Shot希望者が募られますので、今まで以上に数がはっきり
 わかります。2Shotの数は人気を示す重要な指標となりますからなかなか大変です。


 ②カメラ係はせなちゃん

  おれの2shotは、もちろんみさとさんです。
  そしてこの日のカメラ係はせなちゃんさん。

 
  いつもは、ステージに上がると間髪入れずに撮影ですが、この日のみさとさんは
 立て込んでたみたいで、おれは暫くの間置き去り・・・なのですが、この時間こそ
 ボーナスタイム!せなちゃんさんと至近距離でおしゃべりができました。


  せなちゃんさんはおれが渡したスマホをいじくりまわしながら


  せな:やっぱSONY様はええのう。
  おれ:ゲーム機メーカーですからねぇ。
  せな:SONY様は、反応が違うのう。


  何故だか、ビジネスレターのごとくSONYに「様」をつけて呼ぶせなちゃんさん。
  それを見るおれ。まさに至福の時間。


  で!で!考えてみたらこれ、ファンにとっては凄い時間ですよね。
  憧れのせなちゃんさんに私物を触って貰ってるわけですよ!


  場合によったら、誰と2Shot撮るかよりも、誰に撮って貰うか・・・つまり
 カメラ係を推しにやってもらう方が貴重かもしれません。



 ③みさとさん


  せなちゃんさんと壁際に寄り添いながらのボーナスタイム。それも長くは続きません。

  やがて、どたどたとやってきたみさとさんの

 「おっしゃ、ほな撮ろか!」の一言に、おれとせなちゃんは、涙のお別れですw


  で、この時のみさとさん、よっぽど忙しかったんだと思いますが


  みさ:えーと・・・ポーズは・・・?
  おれ:いつもの、おまか・・
  みさ:おまえの写真やろ!たまには自分で考えんかい!!


  いつもの「おまかせ」と、思ったらよもやの「おまえも考えろ!」と。


  この言葉には、正直考えさせられました。


  そーいや、他の2shotterの人たちを見ると、大概ご自分でポーズをリクエスト
 されています。

  おれ自身は決して、みさとさんに丸投げしているつもりはありませんでしたが
  2Shotの人は他にも何人もいるのに、毎回来るたんびにポーズ考えさせ
 られたんじゃ堪らないって
事でしょう。


  ただ応援するばっかじゃなくて、推しの負担を軽減するのもまた「推しごと」。
  パフォーマンスに口を出す気は一切ありませんが、こーゆー特典会やなんかでは
 おれももっと積極的に意見を出さねばならないと思いました。
 


(5)クロージング・トーク 


  メンバーがチェキやら写真やらにメッセージを書く間、少し時間ができます。
  間を持たすため、早く上がったメンバーが、トークで繋いでいくことがあります。


  この日のお題は「行きたい国」



 ①こーちゃん(佐藤梢):日本出たくない


  理由は「外国に興味はない」とのこと。めちゃくちゃ正直!ROCK!!
  しかし初っ端の回答としては・・・。魔法女子の蛭子能収って感じでした。



 ②ちっぴー(水谷千尋):ドイツ


  理由は「ポテトが美味しいから」って事でした。が住んでる者として申し上げると


 ジャガイモの味なんて、世界中どこに行っても同じ!!


 (ちっぴーさんの口からドイツって言葉が出た時、生れて初めてドイツに住んでて
 良かったと思いました。)



 ③りこぴん(若菜莉子):イタリア


  理由は「モン・サン・ミシェルに行きたいから」
  直後に「そりゃフランスだろー!」というツッコミが会場中から響いてましたw

  

 ④みかりん(根本実香):フランス


  理由は「大好きなお菓子の国だから」
  みかりんと言えば、魔法女子のお菓子王!この回答は納得ですね。
  回答内容も実に可愛いです。



 ⑤せなちん(江崎瀬奈):オーストリア


  丁度、握手会で話したばっかだったので驚きました。
  理由は「音楽の都でオペラやミュージカルが観たい」との事でした。



 ⑥ふーみん(田村文香):夢の国


  最初はこーちゃんと同じく「外国行きたくない」って言ってたのですが、マスター
 の皆さんのアドバイスにより「夢の国」となりましたw「将来は夢の国に住みたい」
 とまでおっしゃってました。



 ⑦みさと (成田美郷):月


  最後の最後に合流したみさとさんが、言い放った言葉は「月」。 
  色んな意味で、みさとさんらしいと思いましたw    

    


7.変わりゆく魔法女子☆セイレーン


  ちょっと離れた所から魔法女子を見はじめて、感じる事は、
 「魔法女子☆セイレーンは(興行的に)変わりつつある」ということです。


  夏過ぎあたりからでしょうか、外の公演が増えだしたあたりから、兆候はあり
 ましたが、ここ数カ月の動きは明らかなものがあります。


  どう変わりつつあるかと言えば

 「より地下アイドル方向に舵を切った」ように見えます。


  これまでの魔法女子は、他のアイドルグループの追随を許さない、圧倒的な
 クオリティのパフォーマンスが売りでした。
  完成されたショーは、キチンと自己完結しており、どこでどんなシチュエイション
 で行おうともクオリティに影響はないように
感じられました。


  大人の観覧にも耐えうるパフォーマンス。
  アイドルの看板は掲げているものの、パフォーマーもそして観客も、どこかで
 「ただのアイドルではない」そんな思いもあったように感じていました。


  もちろん、今もライブのクオリティは変わりません。ハイパフォーマンスは
 健在です。
  
  では、どこで「地下アイドル方向に舵を切った」ように感じるか?と言うと
 それは「客席」
です。

 
  全体の割合としてはまだ多くはありませんが、客席に「地下アイドル」ノリを
 求める声が増えてきた
のは確かだと思います。
  1年前にはなかったコールやミックスが出現し、応援スタイルは、より地下系
 のそれに近づいています。


  それら客の動きに呼応するように、ステージからは曲中に、観客席に煽りを
 入れるようになりました。  
  彼女らの歌声が、客席からの長い掛け声にかき消され、最前列にいても
 聞こえない、そんな事もありました。


  外での公演は、新しい客を呼び込み、新しい客は「当然のごとく」
 地下アイドルらしさを求めてきます
。それが馴染のスタイル(スタンダード)
 だからです。
 

  本質的なところで、魔法女子のパフォーマンスは変わっていないと思います。
  ただ曲の一部やイベントの一部を客席に「解放する」事で、新しい客のニーズに
 応えようとしているのだと思います。


  

  まとめますと


  魔法女子は変わっていません。
  客に合わせているだけです。

  新しい客は「スタンダード」を歓迎します。
 「スタンダード」を好む客が増えていきます。
  
  魔法女子は、客に合わせていきます。
  結果、地下アイドルに向かっていきます。 
  
       

  おれは、パフォーマーやクリエイターを尊敬しています。
  であるからこそ、一時のオウディエンスの嗜好で、既に完成されたパフォーマンスが
 変性することに、強い抵抗を感じます。


 「客に媚びてる」ように見えるからです。


  しかし、彼女らの住むショウビズの世界は、ある種の計算されたマーケティング
 の上に成りったっています。
  新しい客層は、魔法女子自らが外から引っ張って来たのです。
  何らかの勝算があっての事だと思っています。


  魔法女子が転換点に立っている、それは同時に旧来のファンもまた転換点に
 立っていると言えます。
  魔法女子は、ニューカマーを求めています。
  オールドタイマーは、身の振り方を考える時に来ているかもしれません。


  
 ・・と最後は若干「考えすぎ」な気もしますが、裏返しとしておれの
「現場を離れて不安な気持ち」が増大している証左とも言えます。


  特等席で魔法女子☆セイレーンのパフォーマンスが観れる時間は

そう長くはありません。


 限られた時間であるからこそ、おれはどんなスタイルでも受け入れていこうと

思います。
  
  


 

  てなところで、本日の記事はおしまいです。


  そしてこれでやっとこ、予定の記事が全て終了です。

  今後も引き続き、週一でダラダ~ラとやっていきたいとおもいます。

  thank you!