意外と思い込みでエアコンの節電になると思ってやっていたことが逆効果になっている可能性がありました。
1)風量設定は「小」よりも「風量自動」の方が消費電力は少ない
弱い風でだらだら冷やすよりも一気に下げて風量を下げて運転した方が消費電力は少なくなるそうです
2)冷えたらマメにエアコンを切る
30分くらいの外出時を想定してスイッチを切った場合とつけっぱなしにした場合では点けっぱなしの方が消費電力は少ないということです
3)室外機周りの空間確保とフィルタの掃除
室外機のカバーは条件によっては逆に熱がこもってしまうこともあるので要注意だそうです。基本は風の吸い込み口と出口が邪魔されていないこと(ホコリも空気の流れを邪魔する要因です)が大切だそうです。
室内にあるエアコン本体の中では暖かい空気を吸って、冷たい空気を出すことが行われています。
エアコンクリーニングなどで洗浄する金属のフィンのところが冷たくなっていて吸い込んだ空気を冷やしています。なので、そこに汚れが溜まってくると冷やす効率が悪くなります。あとは、吸い込むところにあるフィルターにホコリが詰まると吸い込む暖かい空気の量が減るので、こちらも効率が悪くなります。
同じように室外機にもフィンを扇風機のようなファンで熱を放出しているので、熱風の出口が邪魔されていると熱が効率よく放出されずにこもってしまうという事になります。
なので、室外機の空気の吸い込み側と排出側両方にしっかりと空間があって空気の通りをよくしておく必要があります。一昔前に、バケツの中に水を入れてバスタオルを浸して常時気化熱で室外機を冷やすというのは一理あるという事になりますが、それ以前に空気がしっかり流れることが大切です。
(メーカーさんは、このバケツでタオルに効果があるとは言い切っていません)
室外機の中の装置の仕組みは↓詳しく紹介されています。
とりあえず、私はずいぶん前に買ってお蔵入りしたハンモック用のパイプをエアコン室外機と壁の間に入れているので、帰宅早々撤去したいと思います。