知人が、バリ島滞在時にボロブドゥールとプランバナンへ行くというのを
人づてに聞き
すごく頭が良くて、語学もできるから、私より現地の事をよく理解できるし
言語化能力が高くて、分かりやすく話してくれるだろうし
世代も、男女も、お酒の強さも全く違うけど、子ども時代に読んだ本が同じだったり
私と能力は大差あれど、好みの感覚が近く感じるので
是非感想を聞きたいと思っていたら
「立ち寄るならOKだけれども、この二つが主目的だと微妙かなぁ」のお言葉
理解が深いゆえに、色々思う所があった様子
遺跡の内部観光はできてガイドも良い方に当たったようで良かった!
(私が現地で薄々感じてたことで、やっぱりそういうことか、や、知らなかったこともあり、
お話が聞けて良かった)
またいつかジョグジャカルタに・・と思い、遺跡のガイドツアーについて調べたけど
家族は王宮とか興味ないって言うし
私はソノブドヨ博物館とか王宮内の旧バティック博物館もすごく楽しめるけど
他についではないなぁ、と思って、一度書きかけのまま消したけど
覚え書きだけ残しておくことに・・
<ガイドツアーのテーマ>
私の調べた限りでは、’23は7種から2種、’24は3種から2種
2024年の5月~6月は
Mahayana 大乗仏教
Mahakarya 偉大な作品
Mandala 曼荼羅
この3種から2種が各時間に選ばれている
少なくとも2024年のラマダン明けから、こうなっていた様子
テンプル・グランドチケット(遺跡公園入場のみ)と
〃 ・ストラクチャーチケット(遺跡の中と公園と両方入れる特別チケット)
の違いは分かるけど、
テーマの違いによって何が変わるのかは私には分からず、お手上げ状態です
ボロブドゥール遺跡の予約購入サイト(英語)
元々は、「一度では説明しきれないからまたおいで」との事だけど、
いったいどうすれば別の場所の説明を聞けるのか?というのが疑問でしたが、
遺跡に入る前にあまり説明を受けてないグループがいるのは、現地で分かっていて
ガイドの質によるものなのか、
発見や発掘の経緯など無して、彫刻メインのツアー内容によるものなのかも
気になっていました
遺跡内部のツアーに参加された方の情報が探してもなかなか無いのですが
貴重な口コミの一つは、衝撃的
遺跡の公認ガイドが参加者にセクシーダンスをさせ(皆が腰クネクネ)動画撮影してた
(ここでそういう事すべきじゃないと、一人拒否して立っていたとの事)
<トリップアドバイザーに今年の春に書かれた口コミ(’24.1情報)>
2023年には他に4種あったようで
全てのタイトル名を調べてみたのですが、いったいどのテーマがそれ!?
B~ ブミサンバラ(ボロブドゥールの古い名前?)
C~
D~ 達磨
K~
※メモの字が汚くて、もう解読不能・・
ムスリムが主流のインドネシアそしてジャワ島で、仏教遺跡が残っていること
仏教の考え方についてまで説明されていることに感動したけど・・
よく考えたら、国内外、西洋絵画や宗教施設見学時は
日本人のガイドさんがクリスチャンじゃなくても宗教的背景含めて解説して下さるのは
よくある事
インドネシアで「おお!」と思うのは、
過激派のせいで、イスラム教が他宗教に対する寛容さが無いと感じてた為の、偏見だったなぁ
と帰国後だいぶ経って気付きました
だけど遺跡ガイドツアーのテーマについて調べていて
大多数がムスリムで、映える写真が撮りたいだけのインドネシア国民には、
仏陀の生涯や仏教の教えは興味なく不評で、いつまで続けられるか・・と
書かれていました <たしか・・ジャワ島の観光手配会社のサイト>
もしかしたら、トリップアドバイザーの口コミの方は近隣国に住まれていた様なので
現地語ができて、予約じゃなく現地語ツアーに当日参加したのかな、と考えたり・・
・おふさげ現地語ツアー(遺跡を守る意義と傷つけない注意多め) =現地価格
・しっかり英語で解説ツアー =外国人価格 なら納得・・と思いつつ
そんな事してたら、現地語ツアーで仏教徒とムスリムで宗教摩擦が起きそうだし・・
実際、
以前、ヒンズー教徒の多い島で、外国人観光客をねらったイスラム過激派テロが相次ぎ、
(それで行く気を失くしてた・・)
ボロブドゥールも過激派の破壊に遭っているので、
仏教遺跡や、仏教について解説するガイドさんが過激派の標的にならないか心配にもなります
元々、ジャワの火山と人々が眠らせておいたものを、
乗り込んで来て支配した外国人が発見、発掘し、費用と技術をつぎ込んで修復したもので
映える建築物のある公園、収入源としてしか興味なかったりする?
プランバナンも、
私は一人でロロ・ジョングラン寺院を出て
メインの所以外ほぼ人がいない・・と感じましたが、
聞いたところによると殆どの来訪者は、メイン+一箇所程度を見て帰路に着いていた様子
土地の先祖といっても、まだヒンズー教国時代の遺跡だから、そんなんなのかな、
と思いつつ、
韓国で、地下鉄で行ける・・たしか世界遺産を見に行こうとしたら
「そこは、それしかないから行かない方がいい。」と本気で止められたので、
国によって考えや感じ方が違うのかな、とも思います
修学旅行生や団体見学時には、
今では異教徒のものとなった遺跡を、維持管理している事に
外国人は、尊敬と安全を感じて、遥々訪ねて来る(他の仕事や用事のついでが無くても!)
と伝えて欲しい。
というか、中学生の可愛い子たちに、そう伝えれば良かった
ガイドツアーの内容の違いについては結局全然分かりませんが
今後、この遺跡がどう維持管理されるのか‥気になります
私が良かったなぁと思う中で
ボロブドゥール遺跡内部のガイドツアーは、上↑の問題があり、
さらに、出口がうっとおしくて一人やでは二度と行く気にならないし、
プランバナンでも、同じ出口の造りだったようですがショートカットで出たので、
もしかしたら、ボロブドゥールもショートカットできた?
でも、公園内のExit看板最初に見つけた所から、かなり遠く、
土産物屋出口はパンデミック前の口コミを見て、警戒していたはずなんだけど・・・
内部に入れないなら二人以上でも行かなくて良いし・・
到着後(日没後)ホテル敷地外へ出ず、翌朝も涼しいうちに朝一番に遺跡を見学して
ボロブドゥールはホテルの庭と遺跡公園内散策しかしてないから、
町(村?)を今度ゆっくり散策したいと思ってたけど・・
遺跡公園の敷地を広く取り、尚且つ高い壁で囲い込んだみたいで
有料ゾーンに入らない限り、遺跡は全く見えず、
遺跡を眺めたり、感じながら過ごせるわけではないそうです
(正確には、門の数ミリの隙間からチラ見できるらしい・・が、その程度)
プランバナン遺跡公園内のサイクリングは、自転車が十分用意されていると思えない問題
(時間帯によって暑すぎたり、スコール等の理由で人気が無い可能性も・・
私はすごく気持ち良かったし、レインポンチョ持参で問題は感じなかったけど)
あと、メインの遺跡内は、階段の上り下りがボロブドゥールよりかなり多いこと
ガイドを付けた方がよく分かると思うけど、膝の事を考えると、入れるの全部行くのは危険
現地の人達と同じく、遺跡の遠景と、
一つだけ全部上って彫刻や彫像などを見て楽しんだだけで
多分それぐらいにしておいた方が安全だから申し訳なくて頼めない
お世話になった方々の人の印象は文句なしに良いんだけど
忙しい人がわざわざ休暇取って行きましょうとは、いかないかなぁ
もうちょっと、なんとかなれば良いのに・・