人生折り返し地点 -3ページ目

現場短歌20

『呆然と立ち尽くしたり境界の
     どちらか選べば 落ちられるものを』


どちらを選べばいいか

私は知っている。

みんな知っているのか。。。

現場短歌19

『早朝の一期一会のアベレージ
     5W1H 慣れぬこととは』


3W5Hかと思ってました。。。

How,

how much,

how about,

how long,

how many.....

って、そんなバカな。。。。


現場短歌18

『薄皮を剥がして見えし見えぬもの
       なくなってしまえと思うところで』


もう1週間頑張ったら、

終わります。

年度末も重なってバタバタしていますが、

今しかできないことを

やり続ける日々です。

現場はナマモノだなあと

本当に実感します。

工期あったはずなのに

建前を雨で1週間伸ばしたし、

年末年始もあって、

完全に消化してしまったなあ。

ここに、あの2週間が戻ってきたら

と夢に見ますが、

雨に濡らして建前するより

絶対良かったと

思っているところです。

電灯がついて、

夜 照明の明るさや

センサーチェックしている

静かな現場が本当に好きです。

なんやかんやあった

何もかもを清算してくれる。

長い工期の中で

たったこの瞬間があるから

またできる。

不思議な仕事です。


現場短歌17

『にいなけえ 使いにくいわあとコテを見る
       方言受け継ぐ 若き横顔』


建前の準備中、

金物の取付を急いでいた大工さんが

1つ余った金物の取付位置を

探しておられましたので、

図面を確認してここじゃないか言ったところ

「じゅうらあ なんぼなん?」

とかえってきました。

(じゅうらあ?????)

てっきり方言だと思い、

「なんぼなん?」

だけ切り取ってとりあえず梁の寸法を

お伝えしたところ奇跡的に合ってました。

ひと段落したので、

「ところで、じゅうらあってなんですか?」

と聞いたら、

「じゅうらあ」ではなく、「字裏」でした。

こちらは、

「らあ」やら「わあ」やら「ねえ」やらを

語尾につける独特の方言があり、

専門用語や仲間うちの造語も入り混じって、

おじさん同士の会話を正しく聞き取るのは

困難を極めます。

そんな会話が若い職人さんに引き継がれる。

若さと「にいな」(新しいという意味)

のギャップに、思わず

「おいくつですか?」

と尋ねてしまいます。。。


現場短歌16

『それは言い訳 それは理想論
       コンバートさせ いま後悔を噛む』


試験の際、迷ったとき、

「答えを書き換えて間違えた後悔」と

「答えを書き換えず間違えた後悔」を

天秤にかけ、

「書き換えず間違えた後悔」を

選ぶことにしました。

後悔のないことなんてないけど、

どんな後悔かを想像して

選ぶことはできる。

次に繋げれるように、

形の違う後悔を今日もまた

天秤にかけてしまう。

なんて言ったって、言い訳なんだけど。