仔猫きたーー!2021秋そして卒業(ルル いちごちゃん)  | NPO法人 ざま野良猫を増やさない会

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神奈川県座間市をメインに地域猫活動の推進と保護譲渡活動を行っています。

みなさま ざまねこへようこそ♪

 

座間市市役所で開催されていた「パネル展」は終了いたしました!

 

今回はTNRに焦点をあて 担当メンバーが頑張って作りあげたパネルやテキスト。 

 

たくさんの応援も頂きました。

お越し頂いたみなさま 座間市役所健康つくり課のみなさま 本当にありがとうございました!

 

 

 

本日のお話は。

 

お外の猫の生活はどれだけ過酷で、病気や事故。天候や飢えと闘いながら必死に生き抜いているか・・・・・。

 

今回は「病気に負けるな!」編です。

 

 

最初は「ルル」

 

時刻は夕飯時 S地区での某回転寿司店付近にて 動かない仔猫を発見したと依頼者さんがS地区のエサやりさんに連絡。   そのエサやりさんはメンバーTと知り合いだったことで、ざまねこ事務局Mに緊急レスキューがはいりました。子猫の写真を見たところ一刻の猶予もない様子💦

すぐに、ざまねこでいつもお世話になっている先生に連絡したら 出張から戻るところなので連れてきてくださいとのこと!先生いつもありがとうございます!(泣)

 

保護時は瀕死の状態でしたが、メンバーTが病院に搬送し診察してもらったところ必死に動こうとする子猫 しかし なにかしら事故にあった可能性が高く 頭を打っていて目が見えてないかもしれないとの診断が・・・。状態はものすごく悪く すぐに入院でした。発見できていなかったら命はなかったでしょうとも。

 

その後 治療のおかげで少しづつ、上向きにになってきたとのことですが、先生より右回転ばかりする トイレを覚えられないかも などの心配事もお聞きしてました。そしてなんとか自力で食べられるようになってきたので退院。 事務局M宅のケージでリハビリに入りました。

目の前にあるご飯をちゃんと認識できて自力で食べられるようになり、トイレを覚えるのに少し時間がかかりましたが、成長期の子猫の回復ぶりは毎回驚くほどです。あっという間に元気になり、ケージから出せー出せーとはじまり そのころ事務局M宅にいたミハナファミリーと仲良く遊ぶようになりました。

 

 

 

 

            「かわいく撮ってもらおうね」

 

         「ミハナファミリーとはすぐに仲良しに」

 

そしてなぜか 母親役・・・・・。

 

               ( ̄m ̄〃)ぷぷっ!

 

 

 

 

 

            「代表宅のワンコたちと」

 

そして、ご縁があってなんとルルに里親さまが決まりました!

先住猫さんは交通事故で3本脚になってしまった「ウニ」さんとヨーキーの「チョコ」さん。ルルとは交通事故繋がり(?) お届け時 はずかしがりやさんのウニさんとは少ししか会えなかったけど、ルルはチョコさんには全然平気で手をだしていたそうですよ。  代表宅のワンコたちのおかげかな?

               「なにとぞ よろしく」

 

 

 

 

 

命名「ツナ」

その後 ウニさんともチョコさんとも仲良くしている写真が送られてきて メンバー一同 最初の瀕死の状態からここまで元気になれたなんて!と大喜びでしたが……。やはり事故の後遺症だったのか里親さま宅で何度も発作が起きてしまいました。  これだけの事故にあって脳に損傷がある症状まで起きていたのに ここまで元気になったツナくんです!

きっと大丈夫!!

里親さまは何度も何度も通院してくださり、服薬が始まりました。薬が合ったのか発作は今は起きていないそうです!里親さまとツナくんがお薬頑張ったおかげだね!

その後すっかり親子のような写真が送られてきました。 今では毎日2匹で大運動会だそうですよ♪

 

交通事故で瀕死の状態だった ツナくん もといルル 

脳に損傷があるような 目が見えなかったり 回転して歩いたり トイレがなかなか覚えられなかったり‥‥。 それでも仔猫は奇跡を起こします!

 

どうかどうか このまま発作が起きませんように。

いつまでも 元気に楽しく過ごしていけますように。

 

 

 

もう1匹。   「イチゴちゃん」のお話。

 

 

猫の湧き出る場所から慣れている黒猫がいるとの連絡が。保護された黒猫は ちょうどその時に黒猫の里親希望者さんがいたので初期医療が終わり次第卒業予定に!

先住さんは、乳飲み子で保護され立派に育てられたお兄ちゃんの「ミルク」さん

なので「イチゴ」と「ミルク」🎵

しかし初期医療の血液検査で イチゴちゃんは「白血病」の疑いがかかってしまいました。 血液検査は少量の血液を採ってキットで検査するものです。もう一度、検査を行ったところ陰性となりましたが、念のため2ヶ月後の再検査に確実となるまで 猫の白血病は伝染病なので隔離していただくことになりました。

(白血病は栄養状態をよくしてストレスがかからずのんびりと過ごしていれば、陰転する例もあります!)

里親さまはミルクくんとは隔離しながら 上手に過ごさせて下さいました。 そして再検査の結果も陰性!!

 

あーよかった 本当によかった。   やっとつかんだ幸せ!

 

・・・・・・でもその後の検査で腎臓が1個しかないことが判明。

 

 そしてなんと!ミルク君とイチゴちゃんの保護された日が同じでした。

里親さまが 来年は2匹一緒に誕生日ができると喜んでくださった里親さま。   強いご縁が絶対あったんですね!!

命名はもちろん「イチゴ」

イチゴ&ミルク コンビは永久に不滅です!!

 

 

 

お外の猫たちは 毎日「死」と隣り合わせです。交通事故や寒さ 暑さ 飢え 怪我 病気。 決してのんびり過ごしてはいないのです。 そんな厳しい環境の中で表面は元気だけど、内面はボロボロな時があるかもしれないということ。

ぜひ 知っておいて頂きたいのです。   

 

そして そんなボロボロの体を お外で頑張ってきた勲章だと受け止めて頂き里親さまと一緒に幸せに楽しく過ごして頂きたいと メンバー一同は 心より願っています。

 

 

「ツナくん」 「イチゴちゃん」  全部を受け止めてもらえるファミリーに迎えてもらって本当によかったね!

 

里親さま方には感謝しかありません。 ありがとうございます!

病気に負けずに幸せに過ごすんだよ!!

卒業 おめでとう!!