伝わりにくい話だけど | e工房

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難病・落葉状天疱瘡をはじめ、頸椎症性脊髄症の手術などの経過や、
手作り市やマルシェの出店活動、ネザーランドドワーフのつくねとの生活の日々を綴っています。

昨日の夕方に書いてアップしたはずなのに、
ナゼかエラーで真っ白になっていてショック!
ただでさえ伝わりにくいことを一生懸命書いたたのにー!
ということで、萎えながらももう一回書きました。



※今回の記事は書くのが難しく、とても伝わりにくいと思うのですが、
自分の概念が変わるくらい感銘を受けたので、
書き留めたいと思います。

 

火曜水曜と、あるイベントで出会った方の展示会に行ってきました。

その展示会とは『オルゴールと木工展』。
オルゴールを入れる箱を作る、作家Sさんの展示会。

その方と出会ったイベントでは、
オルゴールの演奏会をされていたのですが、
私も出店中で聴くことはできず、
少しお話をしただけでした。

でもそのわずかな時間に、お話をしてオルゴールを聴かせてもらい、
大げさではなく、オルゴールの概念が引っくり返り、
その奥の深さにすっかり魅入られてしまいました。

もっと話を聞きたい、
もっとオルゴールを聴きたい!
すると後日、近くで展示会をされるとのこと。

ということで火曜日、パート終わりに行ってきました。
やっぱりめちゃくちゃ良くて、この気持ちを誰かと共有したい!

実はSさんと初めて出会った日も、家族にオルゴールの素晴らしさを熱弁したけど、
「すごい」としか言えなくて(語彙力の無さ)
家族の頭に「?」が浮かんでるのが見える。
話しても伝えられないのに、
文章なんかもっと伝わらないんだろうなぁ。


でも熱意は伝わったようで、
翌日休みだった次女がしぶしぶながらも(?)
付き合ってくれました。

でも会場に入ると、すぐに顔が変わったのが分かった。
たくさん並んだオルゴール。
この木箱を作っていて、
その木工技術ももちろん素晴らしいけど、
オルゴールの知識などもずっと聞いてても楽しい。
木箱の材質や形などで、音量や音の奥行き、
柔らかさ、響き方まで変わってくる。

私の知ってるオルゴールは、
短いフレーズを繰り返してゆっくり止まるというものだけど、
ここでは一曲ワンコーラスだけでなく、フルコーラスや数曲メドレーのものがあったり、
曲が終わるとそこで止まる。

「鳴る」「鳴らす」というイメージだったオルゴールは、
「演奏する」ものなんだということに気付かされました。


↑は真ん中のディスクを交換すると違う曲が聴けるレコードのようなオルゴール。
その周りの木の箱はもちろんSさんの作品。
もはや家具!

↑炊飯器ややかん、お鍋などのキッチンシリーズ。
見切れているのはコーヒーミル。どれももちろんオルゴール。

中には、200年ほど前のアンティークオルゴールが見つかり、
サビ付いて動かなくなっていたものを復元したという貴重なものまでありました。

次女もすごく興味津々でSさんの話に引き込まれていて、
「お母さんが言ってたことが分かった」
「お姉ちゃんも連れてきたいね」と。

でしょでしょー?
私は夫も連れてきたい。
でも仕事が終わる時間にはもう終わってるし、
土曜は私がパートとヨガだし、
最終日の日曜は出店だしって、そもそもその日は予約制の演奏会で、もうすでに満席。
そう、Sさんはとてもファンが多くて、
私もすっかりファンになりました。

もともとオルゴールの音色は好きで、
アロマサロンをしていたときや
手術時のBGMに流してもらってたけど、
本物のオルゴールってすごい。
癒やされるだけでなく、楽しかったり元気が出たり。


どうしても上手く表現できないけど、
最後に一曲動画を撮ってきたので、良かったら聴いてみてください。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。