土日はフットサルに興じている。
やっていて、又は見ていて「上手いなぁ」と思うプレイヤーは、得てして
①次のプレーの予測ができている
②「こうしてやろう」というアイデアの引出しが豊富で、スピーディーにどの引出しを開けるか決めている
③「こうなるんじゃないか」という予感が働いている

①と③は似ているようで実は微妙に違う。
①は期待値であって、③は経験と観察から出てくるものだ。
サッカー暦29年でそれなりに真面目にやって来たから分かる。それなりの根拠というか、確信を持って言える。

大きな違いは、①は期待値なだけあって、それに伴う動きが少ない。また、観察も疎かなので、敵がどこにいるか等が十分に把握できていないし、味方の動きも期待値ベース(こう動いていてくれよ)なので、味方とのズレも大きい。
③は観察に基づいているので、敵、味方、スペースまで十分に把握できている。その上で、ここに来る確率が高いという予測のもと、そのために動きを伴う。簡単に言うと、③は危機察知なのだと思う。だから、予感が働くと、動かざるを得ない。

そういう意味で、③は①の上位互換だが、③ができる人は①で動くことに躊躇いがあるので、相手の度肝を抜くようなプレーができない。
結局、①と③の両方ができないといけない。
そして、予測ができてもプレーが伴わないと意味がないので、②もやはり重要。基礎と引出しはしっかりと準備し、刃を研いでおく必要がある。

①~③を統合するものこそ、インテリジェンスなんだと思う。

これは仕事や私生活にも当てはまる。
希望的予測だけでもダメだし、希望的予測で素早く動くことも必要な時もある。
なんだかんだ人生うまくやっているようなやつほど、先を見通して考えている。
その差なんだと思う。
これは学歴や学校の勉強ができるかどうかではなく、どれだけ人生を戦略的に考えられるか、作戦を立てられるかということ。
学校では教えてくれない。

でも、牙は常に磨いておきたい。