こどもの頃、大人はもっと大人だと思ってた。
どういうことか、うまく言葉にできないけど、大人になればこどもっぽいところは無くなり、いろんなことがサバサバと捌けると思ってた。
でも、自分がいざ大人と言われる年齢になっても、自分自身こどもっぽさ(ガキ臭さ)は抜けないし、いろんなことを引き摺って生きている。
周りを見てもそうだ。
「本当に大人だな」と思える人はごく僅かで、みんなどこかにこどもっぽさを持ったままだ。
わがままだったり、遊び好きだったり、めんどくさがりだったり、嫌なことは嫌だし、好きなものにはとことん熱中するし、不貞腐れたりする。
大人になるまでに学んだことは、いわゆる専門知識やスキルと処世術であって、大人とは?ということではない。
得たものは、お金と責任。
失ったものは、あるようで実はない。
自由な時間を失ったという人もいるが、作ろうと思えば作れるはずだ。
いまあるものをベースに考えてるからダメだと思うんだろうな。
でも、大人には「責任」というものが付いて回る。
結婚により得た「幸福」と引き換えに、「責任」を背負い、
仕事により得た「お金」と引き換えに、「自由な時間」を失った。
大人の「責任」には、「社会的」と「経済的」なものがある。
責任を全うできなかったり、放棄すれば、すぐに得たものを失う。
さらにこの世知辛い世の中だ。
僕は「大人」としてちゃんと生きていけるだろうか?
責任を全うできるだろうか?
この先の世の中はどんなになるだろう?
不安が募るばかりだ。
今は、こどもに戻りたくはない。
それも、大人ゆえに、ということなんだろうか。