安倍政権の支持率が下がったのは良いけれど・・・ | 経世済民を考えるブログ(毎週月曜更新中!)

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加計学園での安倍総理の矛盾しまくったいい加減な答弁のせいか、

支持率は順調に下がっていっているようですが、

こういったことが過剰に問題にされるという現状は、

あまり好ましくないのではないかと思うのだよね。

 

そもそも政治家の素質というのは、

自国を守る、という共同体精神を持っているかどうかと、

その政策の有効性によって図られるべきであって、

忖度がどうたら利益誘導がどうたらばかりを問題にするというのは、

ちと的外れだと思うのだよね。

 

しかし大衆にとってはどういった政策が正しいかとかは、

全然わからないし分かろうともしない。

だから自然と政治家を人間性や、

好き嫌いで支持するかどうかを決めるようになってしまい、

肝心の政策はどうでもよくなってしまう。

結果扇動やルサンチマンを煽るのがうまかったり、

顔や雰囲気が良かったりな、

清廉潔白なだけで無能な政治家を支持してしまうわけだね。

加計問題もそういった背景があるからこそ問題にされているように感じてしまう。

 

もちろんそもそも国家戦略特区自体がおかしな制度なのは確かなのだけども、

政治家というのはどうあっても面倒くさい利害関係がつきものな訳でね。

 

例えば自民党がまともで安倍首相も財政政策も公共事業もやりまくってる世界があったとして、

その世界で安倍首相のお友達が建設会社の社長で、

野党が

「お友達の為にこんなに無駄な公共事業したんだろー!」

なんて騒ぎ出したとしたら、

ものすごく不毛ではないでしょうか?

 

別に安倍政権を擁護しているわけではないですが、

加計学園なんかもそういった発想と方向性は似ている、と感じてしまうのです。

できればもう少し別の形で支持率が下がってほしかった、

というのはあるんですよね。

 

漫画で例えるなら、必死に修行していざボスと戦おうとしたら、

ぽっとでの魅力皆無の奴が横から出てきて、

ボスがあっさり倒されてしまったみたいな、

なんとも肩透かしな感じがしてしまうのです。

 

特にワイドショーなんかを見ていると、

本当に必要な議論や報道というのがズレまくっていると感じてしまうのだよね。

まるで政治家の不祥事をなくせば日本も安泰だとでも思っているようにすら感じてしまうけど、

もしそうなら日本より遥かに腐敗しまくってる中国のような発展途上国が、

日本よりよっぽど成長してるのはどういうことなんだって話だけどね。

本当にばかばかしいと思うのだよね。

政治のありようによって、1億2千万人が影響を受けて、

国の将来も左右される訳で、

国会の議論というのは途方もなく重要なはずなのに、

高々100万円がどうたらこうたら、

お友達がどうたらこうたらの話ばかりされてもねえ。

もちろんそういうのが必要ないとは言わないけれど、

明らかにリソースを割き過ぎというかね。

 

まあなんであれ支持率が下がったのは悪いことではないですが。

結局政策そのものへの大衆の無関心さというのが、

日本の民主主義の迷走を招いているように感じてしまうわけです。

 

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