日本がハイパーインフレにならない理由 | 経世済民を考えるブログ(毎週月曜更新中!)

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緊縮カルトの嘘を打破し、財政出動、国土強靭化により日本の経世済民の実現を目指します!

通貨発行権がある日本が財政破綻することはあり得ないことは流石に周知されてきた為か、
「通貨の価値が暴落してハイパーインフレが起こる!」
という主張をする頭の悪いエコノミストが増えてきた。
しかしそもそもハイパーインフレは戦争等で供給が極限まで不足した国でしか起こっていない。
15兆円近くのデフレギャップが存在すると言われる日本でハイパーインフレ等起こるはずがないのだ。
理由は投資家の心理を考えてみれば簡単だ。

仮に日銀の金融緩和がもっと効果を発揮していて、
2%の物価目標を超え、3%まで物価目標が上がろうとしていたと仮定しよう。
ここまで来ると投資家達は
「そろそろ日銀が金融引き締めをして円高になるんじゃないだろうか・・・?」
と考え出すだろう。
自然と円を売る投資家は減り、
円を買うことで円高になった時儲けようと考えた投資家が優勢になって来る。
その結果勝手に円高基調になり、物価上昇率も2%の水準まで戻っていくだろう。

当たり前と言えば当たり前だ。
現在の円安は日銀の金融緩和が引き起こした物なのだから、
逆に金融引き締めで円高にすることも容易にできるのだ。
もし多少物価目標が行き過ぎたとしても、
「このままじゃハイパーインフレが起こる!」
と慌てて円を売る間抜けな投資家がいてもまともな投資家のエサにされるだけだろう。
これと同じような現象が国債金利でも起こっている。
格付け会社が日本国債の格付けを引き下げた時、
慌てた一部の間抜けにより金利は一時的に上昇したが、
それを受けて買い注文が殺到し、すぐに元の水準まで戻っている。

「売国エコノミスト共、てめぇの頭はハイパーインフレかよ」
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