結婚する前に、何のことだったか、夫が義父に対してがっかりしたことがあった。

 

なんで自分の父親があんなんなのだろうと。

 

会ったこともなかった義父。単なる彼氏のお父さんだったから、その時は軽く流した。

 

自分の父親に数年に1回、本気でがっかりすることがあるようで、3回くらい聞いたかな。

3回で済んでいるのが不思議

 

その時の最終話に出てくるのが、今から約20年も前に義父に言われた言葉。

 

「残念だけど、お前はバカだ。バカはいくら勉強したってバカはバカ。勉強なんてやめろ。」

 

こんなこという親、他にいますかねえポーンポーン

 

去年またこの話になった時に、私は初めて夫に聞いた。

 

そう言ったら、勉強すると思って言った親心なのか、本気で言ったのか。

 

夫は一瞬間をおいて「わからない。だけど悔しかったから猛烈に勉強して大学院も出た」

 

私は夫には言ってないが、去年何度も義父を近くで見てきて、本気で言ったと思ってる。あの人が、別の想いがあって口から出すとは到底思えない。きっと夫もわかっている。

まあ、言った当人はそのつもりがないにしろ、夫の人生を大きく変えた言葉だったに違いない。

 

子供の頃、義弟2人の方が頭が良いと言っていた義父。それが今、あんなんだよ。

 

あんなの 1

あんなの 2

 

まあ、毎日ちゃんと働かずも失業手当をうまく利用し、ストレスレスで生きているんだから、

 

確かに今の夫より賢いのかもしれない。ただそれはズル賢いというべき人間。

 

それが、義父の賢いというレベルというのなら、ホント終わってる。