日本に着いてすぐに背中のことで医者にあった。こちらの先生は、右足小指の骨折、小指の骨折の時もお世話になり、背中の骨折で寝たきりにされた時もこの先生のお顔が何度も浮かんで、先生にご意見を聞きたいとずっと思っていた先生。日本では一度も骨折などしたことがない私が、フランスに行ったら3度も骨折をするとは住むべき方位が間違っているのかもしれない。


フランスで救急で運ばれた先は、レントゲンも撮ったのに、判断できないバカ医者ばかりで、寝たきり放置が1週間。何度こちらの先生にお会いしたいと強く思ったことか。


私はフランスで動くなと寝たきりにされて放置されていたが、ベットの上で足は普通に動き、腰も上げられて、普通に歩けるんじゃと何度も思っていた。「寝たきり」の指示はバカばかりだから判断できず、後で何か問題があったら困るからとりあえず寝ておけと言うことじゃないかと何度も思ってた。もしそうなら手術などしたくなくて、黒人電書鳩(医者だと言うがただの別病院の医者との連絡係)に言ったが、「俺に言われても困る。」と伝書鳩以下のバカ野郎。


そして会った医者も何個か折れている骨の1つは手術をしないとダメだと言って手術をすることになったのだ。その判断が正解だったのか、これからどうしたら良いのかまた手術をしてボルトを取り外すべきなのかお伺いした。


持参したレントゲンと医者の診断書の翻訳を渡すと、じっくり見て下さった。


開口一番に「随分大変な目に遭ってしまわれたね。」と私を労ってくれた。


背中の手術したところは、本当に微妙で手術をするかしないかは医師によって判断が分かれるかもしれない。手術をしないでも良くなるかもしれないし、その後自然に良い状態にならないかもしれないことを考えて手術をする医者もいる。オブラートに包んで言葉を選んで下さっていたが、私が先生の患者だったら、手術はしていなかっただろうと理解した。


手術の腕は悪くなくちゃんとした仕事をしていると仰っていた。


そのフランスの医者がボルトを取る手術を勧めて来る話をしたら、「それはしなくて良いんじゃないかな。」と言うので、今ある痛みがなくなるなら考えたいけれど、それが無くならないならしたくないとお伝えした。


神経やら筋肉やらを傷つけているから、そう言う痛みとか逆に感じない部分があるけれど、年単位で何年かすると多少は戻ってくることもあるが、ボルトを取ったからと言ってその痛みは無くならないし、ボルトを取ったらまた出血もするし、骨に穴が空く。せっかくついた筋肉もまた最初からやり直しすることを考えたら、また手術することが良いとは思えない。せっかく、ここまで良くなったのだから、これで良いんじゃないかなと思います。と仰って下さって、私がするべき運動を教えて下さった。


もう一度手術すると言う選択は私の中で完全になくなった。