ひるのぶの車窓から ~旅はいつも片道切符~ -9ページ目

足跡をつけるものとそれを追うもの ~いつかあの人も来たのだろうか~

おはようございます。
こんにちは。
こんばんわ。
お疲れ様です。



ひるのぶです。


ここんとこ弥が上にもテンションが盛り上がっておりましたが

今日は一息、つきます。

ひるのぶの車窓から ~旅はいつも片道切符~-空

「お盆」の時期ですね。

ご先祖様のお墓参り。

生まれと両親の実家が大分県の日田市っていうとこなので
高校生の頃までは毎年そこに帰ってました。


幸せなことに僕のじいちゃんばあちゃんは
父方・母方共に健在です。

父方のじいちゃんは元船乗りということもあって酒は大好きだし
毎日外に出ては何かしら作業をしてます。
筋肉がもりもり君なんです。細マッチョです。

小さいときはそのじいちゃんの世界をまたにかけた
航海話をよく聞いたものです。

「アメリカじゃ銃で殺人事件が起きるが
 フランスじゃパンで殺人事件が起きるんじゃ。
 みんなケンカのときはみんなフランスパン片手に
 やりあっとってなー!
 そのぐらいフランスパンっちゅーもんは硬いんでー!
 がっはっはー!」など、

その他名言は数々ありますが笑


そんなじいちゃんの話に憧れて(?)僕もいつからか
自分の目で見て、手で触れ、足で歩いて、世界を見てみたい
という気持ちになってました。

中国・韓国・カナダ・アメリカ・オランダ・ベルギー・
ルクセンブルク・フランス・ドイツ・イタリア・バチカン…

いろんな国のいろんな街に行ってその旅先で
いろんな写真を撮ってきましたが
その国々に行った写真をじいちゃんに見せながら、
旅のみやげ話をしていると、
「おぉおぉ、わしと同じとこで同じような写真を
 撮っとるわぁー!血は争えんのー!」
と。

実際その写真を見せてもらうとあらびっくり。

ほんとにそのまんま。

有名所のスポットなんかは得てして同じ写真になるもんですが
街角の何気ない風景だったり、ふと気になって撮った写真だったり。


遺伝子ってこと?


そんなことを考えていると、

『ひいじいちゃんやひいひいじいちゃん・
 ひいひいひいじいちゃん・ひいひいひいひい…じいちゃんたちは
 どんな景色を見てどんなことを思って
 どんな人生を送ったんだろう?
 自分とじいちゃんの重なりと同じように、
 もしかしたらもっと昔のご先祖様の足跡を踏んでるところが
 あるんじゃないかなー?』


なんて思ったりします。
時に懐かしく思う初めての場所なんか、
もしかしたら…なんて考えちゃいます。


もしご先祖様がお盆の時期だけでもこの世に降りてこれるのなら、
みんな一緒に酒を飲んだりおいしいものを食べながら
いろんな話をしてみたいものです。

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