こんにちは or こんばんわ

佐賀でベリーダンスを踊っているYokoです。
最近、眉毛をティントコスメで染めました。
今日の夜はずっと色んなハリージの曲をYouTubeで聞いていました。
実は今度の日曜日にハリージを踊るから

(吉野ヶ里公園にて)
ハリージはこんなダンス
ハリージ خليجي とは、アラビア語で湾岸という意味。
どの湾岸かというと、ペルシャ湾のことです。
貼り付けた動画↑
この曲の歌手は、ナンシー・アジュラム。
彼女はレバノン人だけれども、リズムはハリージを使っています。
アラブ人、ハリージ好きみたいですよ

そして湾岸は英語で言うと Gulf ガルフ
海外のベリーダンサーや中東の方との会話で『ガルフエリア』が出てきたら、ペルシャ湾のことが多いので、ここら辺をイメージしてください。
ガルフってアラビア語かと思っていたら、まさかの英語でした。
(⚠️海外の方は、ハリージのリズムをサウディって言ったりします。)
アラブのリズムって、慣れるまでは面倒くさいんです。
9、10など変拍子はあるものの、ベリーダンスで中級までの生徒さんが踊る曲は、だいたい2拍子や4拍子、8拍子などが主です。
しかも1つの曲の中でコロコロ変わったりします。(メジャンセというカテゴリーでは)








アラブリズムって
1拍を4つに分けます。
1拍を4分音符とします。
それを4等分すると、16分音符となります。
アラブのリズムを覚えるとき
この16分音符を意識して『何のリズムかな?』ってチェックしないといけないんです。
この図は、4拍子をイメージしたら良いかも。
4分音符が4つ並んでいるから、16分音符が16個必要。
小さい時にピアノやエレクトーンを習っていた方も多いんではないでしょうか?
楽譜に慣れた方は有利かも。
私はピアノやエレクトーンは習っていなかったけれども
小5~6の時、学校のブラスバンドでトランペットを担当していたので、何となく音符を覚えてます。
放課後は毎日練習でした。
小5の途中で、ブラスバンドかバトントワラーか進路を選ぶんですけれども(笑)、私はトランペットがやりたくてブラスバンドを選びました。
バトントワラー女子
はヒエラルキー高めの可愛い女の子達が担当します✨

えぇ、えぇ。
可愛い子しか許されないポジションです

ユニフォーム(おそらくMしかないはず)が入らない子はアウト!
こんな感じで、可愛い女の子達が私達ブラスバンドの前か後で踊ります。
コンクールでも演奏したりしました。
今考えると田舎の割に、なかなか意識高めな生活していたな。
30年の時を経て、ベリーダンスで役に立つ。
脱線。
さて
ハリージは2拍子なので、4分音符が2つと考えます。
そうすると16分音符が8つ必要になります。
すごく分かりやすい。
私、P パッ のところを T タッ でやりますね。
私、何故か タッ で覚えてますw
1拍 2拍
①②③④①②③④
D ― ― D ― ― T ―
Dが『ドン』 Tが『タッ』
ハリージは、ドン ドン タッって感じ。
―のところは、飾りの音タやカ、もしくはタカが入る場所なので、飾りのたくさん付いたハリージは凄く複雑に聞こえると思います。
上の動画を参考にすると、タカだけではなくドンも入る可能性があるのです

ひー

ドン ドン タッ の場所、聞き取れました?
2拍子のリズムの中、8コある全部の16分音符が使われています(笑)
いつも太鼓鳴っとりますww

ダンサーは、ドンのところで重いステップを踏んだりするし、首の動きを付けたりするので、ドン ドン タッ を聞き取る力が必要になります。
最初にタカが耳に入ってきてしまうと、そこがアクセントに聞こえてしまうから要注意です

こんなに人数がいると色んな音が重なって難しいですよね。
右側に奏者が座っていますね。
その1列目の真ん中の大きなドフ(フレームドラム/平ぺったい太鼓)を持っているおじさんがドンの担当をしているように見えます。
1拍 2拍
①②③④①②③④
D ― ― D ― ― ― ―
こんなリズム
1:13~1:20にちらりと映るドフ(フレームドラム)さんの手元は
1拍 2拍
①②③④①②③④
D ― D ― D ― D ―
こんなリズム
腱鞘炎になりそう

そして
1:45あたりでチラリと映るドフ(フレームドラム)のおじさんの手元
1拍 2拍
①②③④①②③④
D D ― D D ― ― ―
こうなっているし
左側の観客の手拍子は、だいたい
1拍 2拍
①②③④①②③④
手―手 ― ― ― ― ―
このタイプ
手の2回目は、ドンじゃないところでリズム取ってるというね。
拍手でいうと右チームのおじさんの中には
1拍 2拍
①②③④①②③④
手― ― ― ― ― ― ―
1拍 2拍
①②③④①②③④
手手 ― ― ― ― ― ―
このタイプもいる。(最後のあたり)
ゆるく踊っているおじさんも、ドンの時にダウンでリズムを取っています。
奏者がいっぱいいて豪華な演奏
