ガッチリと胃袋掴まれてしまいました・・・
マイレビさんのレビューで「良さげだなぁ」とBMした「ごはん屋 はやし」(2024年2月 OPEN)
市電に乗り「屯田通り」で下車して徒歩1分ほどの好立地
伺ったのは13時を少し回った頃で先客後客無し
オペレーションはご夫婦? らしき男女
カウンター7席、4人掛けテーブル2卓
カウンターの端ではテレビが鳴っている
お冷やをいただきMENUを拝見するが、事前学習でオーダーは「粕汁定食@790(小ライス)」と決まっている
ライスは「大(300g)中(200)小(120g)」は追加料金なし、特大(360g)100円増し
寡黙なご主人は早速鍋を火に掛け準備に取り掛かり5分ほどでの提供
置かれたトレーには「粕汁、ライス、漬物、ほうれん草の胡麻和え、冷奴、割り箸、蓮華」
粕汁からいただきます・・・具材は「大根、人参、蓮根、舞茸、しめじ、玉ねぎ、こんにゃく」など具沢山、正直外で粕汁を食べるのが初めてで、母親の作ったものや自分でも作った事はあるが全くのベツモノだった
ミキサーなどで滑らかにしたのか糀の粒は全く無くサラリとした汁、酒粕は「八海山」のモノを使用とあるが出汁との絡み良くツンとした酒臭さは微塵もなくトロリとした口当たりは悶絶する程旨い
それぞれの具材も火通し具合よくお互い邪魔せず、調和のとれたひとつの味に纏められている
「ブラックペッパーを足して味変を・・・」とMENUに有ったが、ついつい箸が進み完食してしまった
副菜も良く出来ている
ほうれん草の胡麻和え・・・自身でも良く作るが、簡単な料理だけに砂糖と醤油の分量、素材の切り方など意外と奥が深い、塩味と甘味のバランス、ほうれん草の茹で具合・・・こんな味に仕上げたいと思えるバランス良い出来栄え
冷奴にはこれまた好物三升漬けが乗り、好みを見透かされているかのよう
自家製と思われる三種の漬物・・・少し甘めなモノ、塩味のあるモノ、歯応え強めと食べていて飽きない
最後になったが一番大きな声で言いたいのは「白飯の旨さ」・・・銘柄と何処産の米か聞こうと思ったが失念、あてずっぽうに言ってみるが「蘭越産のゆめびりか」? (当たるはずがないw)
程良くもっちりでパラっと感(もっちりし過ぎないのが良い)炊き方の上手さもあるが上質な米質で甘味・食味良く「小ライス」にしたのを非常に後悔
持ち上げ過ぎに聞こえるかも知れないが、ここまで来ると何を食べても美味そうに思えてしまい再度MENUに目を通す
あっさりな食事で若者には適さないかも知れないが、親父はすっかり胃袋を掴まれてしまい早速明日の昼にも再訪しようとか考える始末
食後にスッとさりげなくお茶が出されるホスピタリティーの良さも好感
気になった方は是非行ってみて下さい、超々お薦めです
夜の営業も気に成るところでMENU見せて貰えば良かったな~
大変美味しかったです、機会が有れば再訪必ず
ごちそうさまでした。