KH250とコニーという棒 | Rgarage

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お疲れ様です

もう12月でしたぁ……

やたら月日が経つのが

年々早く感じます 


最近 旧車バイクが売れてないみたいで

やたら どこどこのバイク屋さんが廃業

したと耳に入ってきます


僕の所は修理がメインなので 余り

痛手は今の所無いのですが そのうち

仕事が無くなりそうな気がします……

……

ですが、正直な事言うと

今いるお客様だけで自分的には

じゅうぶんで ガツガツ仕事するの嫌いで

やりたくない事とを無理してやっても

いい事ないので今のままで 満足です笑笑


さて お仕事ブログです……

今回は 業者さんからのご依頼です

まぁ いつもエンジンを塗ってもらってる

Oさんからです


KH250のエンジン2機とコニーという棒の

オーバーホールをお願いされました……

……

エンジンはまぁ良いんだけど……

棒はね…… ちょっとやりたくないなぁ……

まぁ 棒は後から考える事として

先にエンジンをバラして確認します





先ずは1機目ですが 何とかバラせたけど

中途半端にバラされてて

クランクも固着してました( ᐪ꒳​ᐪ )‬

2機目は……

これまた酷い……



シリンダーがやっと外れまして……

これじゃあクランクもね……



……



…… とりあえず全部バラけたけど……

欠品部品もあるので 足らない部品はOさんに

買ってもらうことにして クランク 等

内燃機関に 送ります


つづきまして……

最近よく棒のオーバーホールできないかな……

と言われてまして 余りにも多いので

独学で コソコソバラして 色々試してまして

……

Oさんはその事を知ってたので 僕に

オーバーホールをお願いしてきたのですが……

本当はそれを専門でやってる方にお願いする

のがいいと思いますけど ……




この棒です…… かなりサビが酷いです……

外観は oさんが塗り塗りするので 先に

バラし oさんに送ります

バラした部品は洗浄して 




塗装から 帰ってくるまで  しまっておきます


後日 塗装から 帰ってきたので サクサク

組んでいきます


コニーは硬くて乗り心地が悪いので (僕はね)

柔らかめになるように組んでおきます




ロッドはサビ、曲がり等 ないので そのままです

バンプラバーは新品にしてあります


オイル関係は適当です笑笑     嘘ですよ

まぁ 自分で色々試して見てください


ブッシュを圧入して スプリングを組んで




はい棒の完成です〜 

棒のオーバーホールは頼まれればやるけど

できないタイプもありますので 




つづきまして 1機目のエンジンを

作業していきます

クランクはベアリング オイルシール コンロッド

は新品に交換しました




振れの確認をして  大丈夫ですね

写真撮り忘れたけど ミッションもいつも通り

バラして 測定し、ベアリング シム 等交換しました



サクサク蓋しまして  ピストンは再使用です

今回はボーリング してません スタンダードです

リングとピン サークリップは新品です





新品のクラッチ板を取りつけしまして



ポイント関係を……

配線が切れてるので 修理しまして




地味にめんどくさい……



これで良いかなぁ〜



先ずは1機完成〜


2機目もクランクをオーバーホールに出して

…… ピストンは使えそうにないので

ピストンはオーバーサイズしました


内燃機関に出してる 待ちの合間に

ミッションをオーバーホールしておきます

真ん中のシフトフォークがかなり削れてるので

こちらも再生する為に 外注に出してあります


ミッションをバラしてくとシムの入れ間違えが

あり 過去にバラバラにしたという事が分かります

が…… まぁ適当に作業されたんでしょうね


まぁ あたりまえだと思いますが 

シャフト等 曲がりがないか確認します



大丈夫ですね シャフトとギア内径のクリアランスを

確認しまして 大丈夫ですね





あとは 組み間違えしないように 確認しながら

組んでいきます

本当はWPCとかすると良いと思いますよ

今回の2台とも WPCはやってありません


後日


シフトフォークが 再生からあがって来たので

ミッションの作動確認をします




良い感じですね〜 

……


仮組みしまして……?


はぁ……( ᐪ꒳​ᐪ )‬


これは駄目だよ……

何が駄目かって




ミッションがちゃんとおさまらない……

……最低です ( ᐪ꒳​ᐪ )‬


とりあえず 加工屋さんに連絡しまして

このままやり直ししてもらっても 同じ事の

繰り返しになるので ちゃんとおさまるように

自分で削って 形を作り  それから 

やり直ししてもらいます…… トホホ


クランクが戻ってきたので 振れ等確認しまして




良いですね  

後日

シフトフォークも戻ってきたので 

仮組みして OKです  サクサク組んでいきます〜



腰下を蓋しまして〜




内燃機関から シリンダーとピストンが戻ってきたので

クリアランスを確認して リングギャップもね

OKなので ピストン リング等 面取りして

……

1番めんどくさい シリンダーポート内の

面取り…… ちまちま削るんだけどね

僕はエアーツールを使わないので

(失敗したくないので)笑笑

手ヤスリで削ってます

かなり〜ぃ時間がかかります

修正が終わったので サクサク組んでいきます





(〃´o`)フゥ…


ここで見落としがありまして……

ヘッドが1個 フィンカケ修理に出してた事を

忘れてましたぁ……( ᐪ꒳​ᐪ )‬

やる気が無くなったので クラッチ板をオイル漬け

にして 他の事をします

ポイント配線を引き直しして ちまちまやりまして

……


次の日




ヘッドはまだないので 出来る所を作業します


あっそうだ クラッチハウジングの締め付けが

緩い車両が多いですが ここの締め付けは

軽自動車のホイール~普通車のホイールナット

を締め付けるくくらいのトルクですからね

クランクに取り付けるギア 大きい方はそれ以上

で締め付けます 僕はインパクトレンチを使って

ネジを締め付けしないので トルクレンチを

使って 締め付けしています







(〃´o`)フゥ… カバーやオイルポンプを取り付け

しまして〜 

……  

後日


ヘッド届いたので

サクサク組んでいきます〜



あとは ポイント 点火時期の調整です

エンジン単体で ある程度合わせておきます

ポイントギャップを0.3~0.4くらいであわせ

ダイヤルゲージを取り付けして 上死点手前23°

の位置を探しまして〜



ここだね〜あとは この位置で ポイントが

開くように3気筒 調整します



ダイヤルゲージだけだとちゃんとポイントが

開いてるか分からないので

タイミングテスターって特殊工具を使って合わせ

てます  いつもこんな感じでエンジン単体の時は

合わせてます エンジン掛かる車両はタイミングテスターとタイミングライトをつかってます

さ〜あ 点火時期調整も終わりましたので




2機目のエンジンも完成です〜

ヨンフォアのエンジンもご依頼なので

ヨンフォアのエンジンも予定を組 後日作業したいと

思います


Oさん 宜しく


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