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お疲れ様です  いつの間にか9月でしたね( ̄▽ ̄;)

毎日 暑いし  エンジンオーバーホールばっかりの

お仕事がたまってます(T ^ T)

ヨンフォアのエンジンオーバーホールもあり…

同時進行で進めていきます……


さて 今回のお仕事ですが 

山口県の方からのご依頼です

何故? 山口県の方からのご依頼かと

言いますと ブログつながりで 山口県で

車屋さんをやってる m君から お友達の

z1を 修理して欲しいと連絡がありまして

m君のお願いだと お断りできないので

お引き受けしました……

……

正直、地方の方だと 修理後の メンテナンスや

現地にいって 修理とか 色々

対応しきれないので 余りやりたくないのが

本音です  そのつど、持って来てくれれば 

やりますけどね笑笑


さて 遥々 静岡のこの田舎まで 持って来てくれた

z1の修理です



修理内容ですが  エンジンからのオイル漏れ

なんですが  ガスケットが駄目とかではなく

クランクケースからでてる スタッドボルトが

駄目に なってるみたいです どんな状態かと

言いますと……

ナットを締め付けするとボルト側が

グルグル回ってしまい ナットが締め付け

できない状態に なってます

エンジンを掛けるとオイルがダラダラでて

きます 駄目になってるスタッドは オイルライン

の場所ですね……

とりあえずエンジンをバラして スタッド

ネジ山潰れだけの修理だけではなく

腰上をバラすので エンジンオーバーホール

の内容になります

……

さ〜ぁ サクサクバラしていきます

腰上を外しまして ……

ほぉ…… 

スタッドボルトは ほぼ全部、緩々に緩んでますね

…… どれくらいの緩みかと言いますと

手でスタッドボルトをつかみ緩む方向に

回すと 緩む感じです

しかも、ほぼヘリサート修理されてありました

ズルズルになってた場所は修理されてない

状態です  ヘリサート修理も適当に修理され

てますね…… (~__~ \)アチャ-

スタッドボルト取りつけ寸法が バラバラです

こりゃ酷いですね……👎( ・᷅ὢ・᷄ )👎サイテェー

正直 このクランクケースは

修理しなおすより ケース交換した方が

良いと思いますよ

クランクの点検もしておきます



クランクの位相は大丈夫ですね〜



流石!合格クランクです〜(*^^*)


続きまして 腰下をバラして

ミッション  クラッチハウジング が

大丈夫か 確認します

ほぉぉ  ハウジングはダンパースプリングに

ガタもないので 再使用できますねε-(´∀`;)ホッ

ミッションのバックラッシュ等点検したい

ので 洗浄しまして






これは程度良いですね(*^^*)



バックラッシュも大丈夫ですよ

ミッションはベアリング シム交換で

すみそうです 

腰上も 使えるか 点検測定します



……



こりゃ 駄目だ…… 

z系だと ほぼスリーブが抜けるので

スリーブ交換して ピストンをどうするか

オーナーのNさんと相談して 決めます


ヘッドは……



これは過去にバルブ交換してますね…



……



純正のバルブも混ざってるね 

こりゃぁ…… ヤバい奴かな……

バルブはずして中みたら ボンドで

オイルライン塞いでありましたよ

僕には何の意味があるのかわかりませんが?



左右ね



こんな感じです

 あと、カムホルダー取り付けネジ山は

ほぼご臨終です ヘリサート修理になります

ガイドも 当時のままでバルブとのガタが

多いので ガイドも交換です



スタータークラッチを外しまして

ローターのワレが、ないか確認します



このローターは大丈夫でしたよ(*^^*)


さ〜あ Nさんに連絡しまして

やる内容が決まりましたので 見積もり

つくります……


……

正直……1番めんどくさいのが

見積もり……( ̄^ ̄゜)  です



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