カシンです。これは、アタシ(50代・男)が覚えていることを書くブログです。

今回は成人映画の内容に露骨に触れます。



{教育}{社会}{性}
今週は「性情報をどう得るか」について書いていて。月曜日は、高校の性教育は今でもイマイチな感じ。火曜日は、アタシ自身の高校生時代。今以上に性教育がなかったころの話を始めました。

18歳になったカシン青年は、さっそく成人映画館というものに行ってみた、というところまで書きました。

そのとき見た映画「人妻VS風俗ギャル ザ・性感帯」は、こんな映画でした。
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真面目な堅物(かたぶつ)人間と、飲む打つ(博打)買う(風俗)、三拍子そろった、やわらか人間。同期入社の仲良し男二人。

堅物人間は熱があっても出社。熱で仕事もできないのに、周りに風邪をうつして大迷惑。回復も長引く。

一方のやわらか人間は、熱が出ればすぐ休んじゃう。でも、おかげですぐ回復して、また元気に出社してくる。

評価されるのは堅物人間の方。昇進して課長になって結婚もした。やわらか人間は今もヒラ。

そんな中、ちょっとしたことで元気をなくした堅物人間をはげまそうと、やわらか人間が、堅物を初めて風俗につれていきます。

やわらかなんだお前、生でやっちゃったのか

堅物だって大丈夫だって言うから

やわらか(笑いながら)「バカだな。エイズがあるだろ、エイズが

1回、風俗に行ってしまったために、自分はエイズに感染してしまった、とすっかり自暴自棄になった堅物。

仕事もミスで降格。奥さんには触れられず、風俗通いにハマり。

(風俗で「これが大事なんだよ」とコンドームをつけるシーンがあったりする。)

そんなある日、堅物は偶然に、最初の「生でやっちゃった」風俗嬢に再会します。

堅物え、君エイズなんじゃないの?

やだ、生でやってあげたのあなただけよ。あなた奥さん以外としたことないって言ったじゃない。嘘つく人には見えなかったし

エイズじゃなかった、と堅物は元気を取り戻して真面目に戻り。バリバリ働いて課長に返り咲き。

そして過労死。奥さんはやわらか人間と再婚して、めでたし、めでたし。
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と、いったような話でした。

いろいろ不適切なところがありますが。でも、性感染症予防に、必ずコンドーム、という話はカシン青年の記憶には長く残ったのでした。


「ちょっと熱が出たくらい、気合いで出社しろ」っていう、昭和な根性論を揶揄する姿勢にも、当時、共感しました。

(ところで、タイトルにある、人妻と風俗ギャルの直接対決はありません。)
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ときどき思い出して、動画配信はないのかな? と探してみたりもしてたんですが。正確なタイトルもわからず、見つかりませんでした。

それが、先日「男性は自身が性感染症にかかる意識に乏しい」という話を聞いて。確かにそういう人が多いように思う。でもアタシは昔、映画を見て性感染症に注意しようと思ったな。と思い出して探してみたところ。

https://www.kinejun.com/cinema/view/78683


1991年、新東宝の映画でした。監督、深町章。主演、橋本杏子 (風俗嬢役)。

公開後にタイトルが「どすけべサラリーマン 開花篇」に変更になっていて、このタイトルで FANZA に配信があり。三十数年ぶりに見ることができました。わりとストーリーは覚えてました。

つづく
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お読みいただきありがとうございます。

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