先週は LINEヤフー行政指導について書いてました。長くなったのでその続きは来週にして、今週はまったく別のことを書きます。
今日はハッピースマイルさんのブログをリブログさせてもらいます。ありがとうございます。
ざっくり要約すると。男性は女性に比べて性感染症への危機意識が低い。これは、性感染症予防と避妊がセットで取り上げられることが多く、男性が感染させる側、女性がさせられる側との印象が強い。だから男性が、自身が感染するのを防ぐ対策をとる意識が薄くなってる。そういう社会構造になってる、といった主張です。
アタシはこの指摘はけっこう的を射てると感じます。
ただ、自分以外の人が、性感染症をどう認識しているか、実際はよく知らないです。
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娘の高校の保健体育の教科書が残ってるので、見てみると。
性感染症は、多くの場合、感染者の性器からの分泌液などに含まれた病原体が、性行為の際に粘膜から侵入することによって起こります
と説明されています。
この「性器からの分泌液」という言葉。学校では習いません。
保健体育で言及される、それっぽいものは、精液。あと、経血も「分泌液」でしょうか。性行為の際の分泌液は、主に精液、と誤解されても仕方のない記述かと思います。
性感染症ごとに、危険なもの、行為が違うわけですが。
娘の教科書だと例えば HIV の説明としては「感染者の血液、精液、膣分泌液に多く含まれる」とあります。「膣分泌液」という言葉の説明はありません。
英語圏だと、HIV は rectal fluids にも含まれる、とされます。「直腸分泌液」って日本語はあるんでしょうか???
つづく
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お読みいただきありがとうございます。
カシンの性の話、検索リンク。