トヨタ産業技術記念館 繊維機械館② | Z ライフ

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こんばんは


トヨタ産業技術記念館の続きです。

梳綿機(1951年)
梳綿機(そめんき)は、混打綿工程でつくったラップをシリンダ針布とフラット針布の間でくしけずり、短繊維や不純物を除き、太いひも状のスライバにする。

スライバとは、よりの無い真っ直ぐなロープ状の糸のこと。

スライバ



練条機(1951年)
練条機(れんじょうき)は、数本のスライバを合わせて引きのばし1本のスライバにすることによって、繊維の平行度を高めかつ、スライバの太さのムラを少なくする。



粗紡機(1951)
粗紡機は、スライバを引きのばし、フライヤの回転でヒネリをかけて粗糸とし、コーン状に巻き取る。



環状織機(記念館入口にあった機械の複製)
豊田佐吉が自動織機と共に究極の目標を定め、飽くなき探求心と創造を重ね、1906年に発明した極めて理想的な機構の織機です。


近代化産業遺産 豊田式木製人力織機(1890年)
この機械は、片手で筬(おさ)を前後させるだけで、自動的に横糸が入れられるようにしたもので、バッタンつき高機よりも能率が4~5割上がり、かつ、織物品質も向上した。



無停止杼換式豊田自動織機(1924年)
豊田佐吉は、世界で最初に無停止杼換式自動織機を完成させた。
高速運転中に横糸を自動的に補給する装置をはじめ、多くの自動装置の発明により生産性と織物品質を画期的に向上させ、日本をはじめ、各国の織布業の発展に大いに貢献した。






G型自動織機の集団運転

昭和初期の典型的なG型自動織機の操業状況である、集団運転の一部を再現。織機は4台を1組として据え付け、1人の女子作業着が30~50台を受け持った。


豊田佐吉の開発の信念
「発明は製作を完全にし、十分な営業的試験をしなければ世に出してはいけない」という強い信念があったからである。


トヨタ産業技術記念館は、まだまだ続きます。


ではでは