壺坂寺 壺阪霊験記 | Z ライフ

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こんばんは


壺阪寺の続きです。

お里・澤市の像

壺坂霊験記 
今より300年以上昔、座頭の澤市は三つ違いの女房お里と貧しいながらも仲睦まじく暮らしていた。澤市は盲目ゆえ琴三味線を教え、お里は内職というなんともつつましい暮らしであった。
そんな澤市の胸中にひとつ不安が生まれていた。というのも明けの七つ(午前4時)になると、お里が毎晩床を抜け出していたからだ。 
「もしや好きな男が・・・」と問いただすと、お里は澤市の目の病が治るよう、この3年もの間欠かさず宣阪寺の観音様に朝詣でをしていると訴える。
疑った自分を恥じる澤市はともに観音様にお詣りすることにしたが、心の中は盲目がゆえに不遇な暮らしをしているのだと自分を責める。そして、一度お里を家に帰して、お里を自由な身にしてやろうと自分の身を投げてしまうのだった。
不吉な予感であわてて戻るお里は、非常な現実に遭遇し、自らも身を投げてしまう。
しかし、二人のせつない夫婦愛が、観音様の霊験により奇跡が 起こり、澤市・お里は助かり、澤市の日が開眼した。
この地は、そのお里、沢市が身を投げた、投身の谷と言い伝えられている

ここが、その谷です。

上から覗くとこんな感じの谷です。でも観音様のおかげで生き返って、目まで治ってるんですからね! ほんまはどうやったんですかね?
お里・澤市のお墓は、壺阪寺に来る途中にあった信楽寺にあります。
信楽寺のお里澤市のお墓


めがね供養観音














壺阪寺はまだ続きます。


ではでは