多重債務者らに無登録で現金を貸し付けたとして、神奈川・千葉県警合同捜査本部は15日、貸金業法違反の疑いで、千葉県市川市、会社員黒田博人(27)と、同県袖ケ浦市、同市議木村修平(45)の2容疑者ら計9人を逮捕した。県警によると、黒田容疑者らは、2011年5月ごろから全国の約2400人に貸し付け、出資法の上限の8~56倍程度の金利で約1年半で1億円ほどの収益を得ていたとみられる。合同捜査本部は黒田容疑者らを同法違反(超高金利)容疑でも立件する方針。
逮捕容疑は、貸金業登録をせず、11年9月26日ごろから12年9月7日ごろまでの間、座間市に住む男性会社員(51)ら男女11人に113万円を貸し付けた、としている。同課によると、黒田容疑者や木村容疑者ら5人は容疑を認め、4人は否認している。
神奈川県警生活経済課によると、黒田容疑者は同級生や後輩らを集め、名簿業者から購入した多重債務者名簿を基に勧誘。黒田容疑者は「漫画やニュースなどから自己流でノウハウを覚えた」と供述、債務者は「返済できないと(黒田容疑者らに)電気やガスを止められた」と話している。(神奈川新聞から)