京都の伏見と言えば酒どころとして有名ですが、一方で戦国時代の武将達が屋敷を構えた場所でもあります。比較的新しい通りで、現在京都高速を建設中の新油小路沿いにも「景勝町」「毛利町」などの地名が残ります。おそらくは豊臣秀吉の時代、徳川家康と並んで五大老に任ぜられた上杉景勝や毛利輝元に因むものでしょう。
一方、毛利町のすぐ南側には治部町と言うのがあります。皮肉なことに、五大老と対立し、徳川家康と関ヶ原で戦った五奉行の一人石田三成は、治部少輔の職にあったことから、これにちなんだものと思われます。
この毛利町にこのお店は引っ越してこられました。
もともと大山崎町で「亜流屋」と言う屋号 でお店を出されていましたが、2005年4月に現在の場所へ移転オープンされました。それを機に屋号やメニューも変更されたと言うことです。
このお店のラーメン類は、炸醤麺・坦々麺・ラーメンの三種類に、段階に若干の差異がある物の、それぞれ辛いか辛くないかのバリエーションがあります。
その時の好みに応じて食べわけるのも楽しいでしょう。今回はベースモデルと言える「辛なしラーメン」でご紹介します。(実際には辛いのがデフォルトで、辛くないメニューはこちらへ移転されてから登場したようですが。)
スープは中華風の味に魚系の出汁を合わせたもので、タレは醤油タレと中華風肉味噌のようですね。肉味噌は豚肉のミンチを鶏ガラスープで煮込んだ物で、胡椒、花椒(ホァジャオ)の香り、紹興酒の風味や豆鼓(ドゥチー)のこくなどが感じられたように思います。
この肉味噌は炸醤麺の味付けとしても使われており、そちらで食べると一層味がはっきりわかります。
麺は平打ちの卵麺、腰がないわけではありませんが、なんとなくふわっとした食感です。
トッピングはチャーシュー、葱、太もやし、味付け卵半分です。チャーシューは三枚肉の煮豚で、油抜きもきっちりできていて美味しいのですが、もやしは掃除が足りません。開いてしまった双葉の部分やヒゲ根、種の殻などが付いたままで、ちょっと口に障ります。また、味付け卵も固ゆでで塩辛すぎるように思いました。全体としては中華料理の定食屋さんの美味しいラーメンという感じがします。こうしたお店には珍しく、漫画の揃いも良いので、また食べに行くのも良いかと思いますね。(笑)
場所はこちら 。京阪中書島または地下鉄竹田駅から市バス南3系統で油小路丹波橋下車すぐです。
駐車場はありません。コインパークはこのあたり にあるようですが余り近くではありません。
京都のラーメンについては数多くのサイトが評価し紹介しています。だからラーメンの写真や他の評価についてはそちらに任せようと言う他力本願な私。(爆)
こちらで検索して他のサイトも参考に して下さい。