都立入試は、思ってるほど内申ゲームではありません。
実力ちゃんとつけてれば、内申ちょっと足りなくても受かります。
過度に内申を恐れすぎないほうがいいです。
どうやら内申が取れなさそうだから中学受験へ…という流れがあるらしいです。
ネット上にそういう声がたくさんあるだけで、そういう声が大きいから目立つだけかもしれませんから、実際はどうだかわかりません。
たまに、「え？なんで？」みたいな内申がつくことがあるのは否定しません。
でも、少なくとも中学受験で難関と言われるようなところを受けるレベルの子ならば
先生に逆らいまくるとか、課題をフルシカトするとか、態度が異常に悪いとか、そういう事をしない限りは
普通にやっていれば普通に上位校でやれるだけの内申はつくと思いますし
内申分をひっくり返せるだけの実力は整うはずです。
中学受験よりも高校受験が良いよ～とか言う気はありませんし
高校受験では入ることができない超魅力的な中高一貫校があるのもわかっています。
ただ単に、内申から逃げる必要性は、そこまでないと思いますよという話です。
都立入試を考える場合、内申を過度に恐れる必要はないと、私は思います。
あるには越したことないけれどね。
内申は、都立の入試そのものよりも、内申によって併願優遇がどうなるのかのほうがはるかに深刻な問題です。
それによって受験の仕方が変わってしまいますので。
けっこう都立志望で都立の第一志望は早めに決まっているのだけれど、併願の学校が全く決まらないというパターンがよくあります。
直前になって慌てて探すということもよくあります。
ですから
内申が〇〇だったらこう、□□だったらこう、△△だったらこう
というように、複数の納得できるルートをつくれるよう、早めに志望パターンを決めておくことが大事です。
なんて書いても、今年受験の方にとっては今更ですよね。
来年、再来年と受験となる皆様、第一志望はもちろんだけれど、第二、第三志望というものも、よくよく考えて準備をしていくようにしてくださいませ。
中三になってから探し始めるんじゃ遅いですからね！