経験値は複利 | ZENT進学塾

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先日のセミナーで聞いた印象深く、共感半端なかった言葉の一つ

 

 

経験値は複利

 

 

めっちゃいい言語化ですね。

 

 

こちらの塾の末廣先生という方がおっしゃっておりました。

 

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ホームページがすごい。

 

ホームページだけじゃなくて、色んな教材も、空間もデザインセンスがすごい。

 

もともとデザイナーか何かなのかな?と思わせる。

 

 

 

この経験値は複利という言葉

 

ボードゲームマニアでいらっしゃる末廣先生がボードゲームの良さについて話されている中で出てきた言葉です。

 

 

 

これは唸る言語化でした。

 

そうそうそう!って感じ。

 

 

ある経験は、別に最初は大した事とは思えないんですけれど

 

時間を経て、組み合わされて、ものすごく重要な意味を持つようになる。

 

小さなことが積み重なりまくって、それらに複利的に蓄積されていく。

 

そうして今のキミがある。

 

 

だから、小さなころから様々な経験をたくさん積み上げていきたいわけです。

 

旅行したりという経験だけじゃないですよ?

 

日常の中でする様々な経験です。

 

たとえば勉強っぽいもので言えば考えるとか、決断するとか、全力でやるとか、読み書きとか、お話するとか、そういうものも。

 

 

 

ところでこの経験値は複利という考え

 

逆の複利もあるとおっしゃっていました。

 

これも首を縦に振りまくるしかない上手い表現。

 

 

日常の中で考えない経験とか、決める経験とか、本気でやってみるという経験とか、チャレンジしてみる経験とか

 

そういうものが全くない中で育ってくるとどうなるんだろう…?という。

 

そういう経験を周りの大人が奪ってしまって育つと…

 

何かをするにも親が先に全部やってしまうとか

 

子どもへの質問なのに親が答えてしまうとか

 

勉強も何もしないでずーっときたとか

 

 

勉強も答えを覚えたり解き方を教えてもらって終了という勉強の仕方しかしてこなかったり。

 

考えることを放棄してきたり。

 

 

 

そういう負の経験が複利としてのしかかっていると学力どころじゃない。

 

学力なんてあがるわけがない。

 

負の負債を返すところから始めないといけない。

 

 


複利は、最初は全然ふえないのだけれど、5年、10年すると気がついたらとてつもない量になる。

 

キミたちの能力もそうなんだよ。

 

しっかりしっかり丁寧に物事をやったり考えたり、適切な負荷でそういう事をしていると、ものすごく大きな力となる。

 

してこなかったり、小手先のテクニックで適当にやっていたり、無理な負荷でやっていれば、全く増えない増えない。

 

なんなら使わなければ劣化すらするし、負荷が強すぎて破壊されることすらある。

 

 

 

負の負債が複利的にたまった状態から復活するのは並大抵の努力ではどうにもならない。

 

だから、学力不振に陥ってしまった子は回復するのに年単位の時間が必要なんです。

 

まず、頭を使うってどういうこと?ってところから始めないといけなかったりする子もいますからね。

 

 

 

そうならないように&複利的にたまって気がついたらすさまじい力となっているように、地道にコツコツ積み上げておかないといけないんですよね。

 

ある目標ができたときにそれを叶えられるだけの力が自分に備わっているように。