成長の早い遅いはある
成長が早い子の方が学校の成績は優秀になりがちだし
その年齢での学力も高い傾向にある。
それに対して成長の遅い子は
なかなか学力は伸びないし
物の管理も苦手だったりして提出物は出せなかったりして
学校の成績も学力も低くなりがち。
それは、仕方ない。
それを見て、親は焦るし不安になるし何とかしようとあれこれする。
わかるんだけど
成長を待つしかないですよってことは、正直ある。
オマエ、塾屋だろ!
成績上げられない無能っぷりを転嫁すんな
そう言われてしまえばそうですが
ゆっくり成長していく子たちを無理矢理引き摺り回して学力上げようとして
うまくいった経験は私は経験ありません。
急激に、凄まじく伸びた子はいます。
でも、それは遅いままになんとかしようとしたのではなく
待ってたら急激に追いついてきたという感じでしかなくて
その成長してきたなと合うタイミングにあわせてこちらからの働きかけを変えたらうまくいったという感じです。
成長の早い、遅いはべつに、その子の人生を決めるなんてことはありません。
ただただのんびり待ってりゃいいってわけではなくて
成長を促すような働きかけは必要かもしれないけれど
焦ってなんとかしようとしたら、親も、本人も、周りも辛いだけです。
それじゃあ、あと伸びする前に潰すことになりますよ。
焦る気持ちはわかります。
でも、精神の成長が追いついてない子に
高校受験で保護者の方が望むような「レベルの高い高校」へ行かせようとするのは
歪みしか生みませんよ。
高校受験ですらたくさんあるので、中受はもっとあるように感じます。
高校生くらいになると追いついてくる子が多くて
中学生の頃からは考えられないくらい大人になり
学力もめちゃくちゃ高くなり
高校受験の結果からは考えられないようなところまでいく子もたくさんいます。
逆に、成長早くてすごい高校行ったのに、その後ふるわなくて結局…という子もたくさんいます。
早いから良い、遅いから悪くなる
こんなものは一過性のものでしかないですよ。