やりたくないならやらなくていい
やる気がないならやらなくていい
やる気が起きないならやらなくていい
その代わり、やらなかった結果は自分で全て引き受けなければならない。
受験に落ちました。
キミがやらなかったんだからキミの責任だね。
当たり前のことでしかないよね。
次からやればいいよね。
その程度で済むと思ってないかい?
たかが高校受験だ。
落ちようがどうにでもなる。
そうだね。
そうかね。
甘すぎ。
ほんと甘い。
キミがやらなかった結果、何がキミには起きるのか。
それは
頑張れない人になるってこと。
本気でやるってことができない人になるってこと。
生きていく上では、やりたいことばかりやっていればいいってわけではない。
やりたくないことだって本気で向き合わねばならない場面は沢山ある。
なんならほとんどのものはそうかもしれない。
本気でやるから人は向き合ってくれる。
特に仕事はそう。
私がキミたちに対してテキトーに「どーでもいいよキミたちなんて〜」って感じだったら
キミたちはZENTには来ないでしょ。
そんな人に相手してもらいたくないでしょ。
そういうこと。
これはもちろん、私からキミに対しても同じこと。
キミが本気でやってないのになんで私がキミに本気で向き合わねばならんのだね?ってなる。
これが、いたるところで起こるようになる。
中学生くらいまではそれでも周りが世話焼いてくれる。
でも、高校、大学、社会人となっていくと
そんな人を相手にするのはムカつくし
そんな人にかまってるほど暇ではないし
てゆーかコイツ言っても何も変わらないから関わるだけ無駄だしって感じに思われて
どんどん人は離れていって、そのうち、相手にされなくなる。
いつからだってやり直しは出来る。
でも、大人になってからやり直しをしようと思っても、なかなかそんな時間は取れない。
日々働いて生きていかなきゃいけないわけだし。
若いうちに本気で向き合うということをしてこなかった人は
本気でやるということの意味が分からないままに大人になる。
そして、大人になればなるほど身について性質というものは変えづらくなる。
三つ子の魂百までって言葉があるでしょう?
あるいは、鉄は熱いうちに打てって言葉もある。
大人になってから急に頑張ろうと思っても無理なんだよ。
キミは、ある時突然大人になるわけではない。
日々のキミの積み重ねがキミを大人にしていくのであり
日々の積み重ねそのものがキミとなる。
日々コツコツ取り組むっていう経験や
本気でやりぬくという経験そのものがキミになる。
そういうものがない大人になっていいのかね。
そういう経験がないままに、キミは豊かに生きられるのかね?
そういう経験ないままに
やりたくないという思いに流されてテキトーにやり過ごしたり
面倒なことに背を向け続けていいのかね?
大人になってからのことなんてイメージもつかないだろうから
こんなこと言われてもわからないかもしれない。
言葉の上では頭では理解できても、精神や身体では理解できないかもしれない。
でも、キミはもうすぐ高校生になる。
なんでもかんでも世話焼いてもらえるような年齢じゃなくなっていく。
キミが社会に出るのは多くの場合約8年後だろう。
8年だ。
今のキミからしたらかなり先のことと感じるだろうけれど
実はそう長くはないということだけは頭にとどめておいたほうがいい。