近隣の高校紹介第21弾
前回の
【国際高校】
最寄り駅 駒場東大前、池ノ上
近い順に紹介していくつもりでしたがもはやどこが近いのかわからなくなってきました(笑)
都立で唯一の国際学科を設置している高校です。
新設される新国際はまだですしね。
偏差値はVもぎで62
小山台とほぼ同格と思えばいいですが、こちらは英語が独自入試となるので小山台よりも勉強の負担は大きくなる。
イメージする国際の自校作成となると。帰国生レベルじゃないと無理なんじゃ…と思う人も多いと思いますが、そんなことはありません。
意外としっかり教科書レベルのことを理解できていると対処できたりします。
難しいけれどね。
英語の自校作成や傾斜配点に目がいちがちだけれど、コレも当然のこととして、英語はもちろん、もっと重要なのは他の4科目。
こちらでしっかり点がとてる力がないとお話にならない。
英語以外もきっちり仕上げよう。
とにかく、小山台と同格だと思うべし。
国際高校だけれど、海外経験が全くない子も普通に通っています。
あまり確かなデータはないけれど、1/3くらいは帰国や外国人かな。
帰国枠にはならない帰国生も結構いる気がします。
国際という名が示す通りかかなり自由。
髪の毛の色とかいろいろファンタスティックな子がいたりします。
外国人講師も多く、生徒も留学生はいるし帰国生はいるし、高校生活そのものが国際色豊かに異文化交流となります。
授業はやはり英語がガッツリ。
英語でのディスカッション、エッセイの書き方も何度も何度も添削が入ります。
洋書を読んで来い!っていう授業もあります。
第二外国語も履修可能です。
国際は、国際学科とバカロレアコースの2つのコースがあります。
国際学科は、いわゆる普通科と同じような扱いだと思えばいいです。
難関大を目指すことが多いクラスです。
しかし、普通科とは異なり外国語、国際理解、研究課題という必修科目があります。
研究科目は1つのテーマを自分で決め、1年かけて仮説、検証を行い論文を書いていきます。
これがなかなか凄い。
まさしく大学のゼミじゃないか!って感じの取り組みで、大学生になってからこの授業での経験が活きます。
また、国際理解でもレポート作成や実習など、自ら動いていくことを求められます。
英語の授業は前述のとおり洋書読んで来いとか無茶ぶり?みたいなこともあったりしますし、ディスカッションの次の授業で英語でプレゼンしろと言われたり、かなり忙しい日々を送ることになると思たほうが良いです。
バカロレアコース(IB)は世界中の大学に進学する資格(国際バカロレア資格)をえるための教育をいくつかの科目以外は英語で学ぶコースとなります。
3年間、ほとんど英語という英語漬けの日々。
合格率は100%だとか。
しかも、スコアも高いらしい。すごい!
IBコースの卒業生はほとんどが海外大学へ進学しますが、国内の大学へ進学する子も少数ですがいます。
IBコースは自校作成問題となります。
英語と数学と小論文。
ちなみに数学の問題は簡単です。英語も思ってるほど難しいレベルではありません。
高校なんだけれど、大学みたいな授業だったりと、高校とは思えないような3年間になると思ったほうが良いかもしれません。
この高校に通うのと通わなかったのとでは、おそらく人生がもの凄く大きく変わるのではないかと感じます。
1つ難点?があるとすると、理系への進学は極めて弱いと思ったほうが良いです。
数学の授業はレベルが同偏差値帯の高校と比較するとかなり簡単で、難関大学の対応はかなり厳しくなります。
ところで国際、けっこうアクセスは良いのに当塾からは志望者がいない…。
私は行ってほしいと思うのだけれど…。
一瞬考えても、自校作成へ流れてしまう。
推しが足りないのか…?