昨日のブログだけれど
ふと思う。
子どものことに関して、待てない親は増えているのではないかと。
幼少期からあれこれ暇を埋めるかの如くやらせてみて
早期教育なるものをやり
テストの点数や受験などに焦り、不安を覚え
中受、高受、大受を必要以上に気にかける。
塾屋だから気にして欲しいけれど、「いや、あなたの受験じゃないんですよ」と言いたくなるくらいの方はいらっしゃる。
あ〜敵が増えるぞこんな書き方。
まあいいや。
人はいつぐんと成長するかわかりません。
そのタイミングは、中受の時かもしれないし、高受の時かもしれないし、大受の時かもしれないし
なんなら受験ではないところでものすごい成長をするかもしれない。
その時を待ちつつ、環境を整えておく。
これが親ができることなんだろうと思うけれど
親が、その成長を待てないのかもしれないと思ったりする。
結果が出なくてヤキモキしますからね。
待てない。
暇をつぶせない。
なんか、近しいもののように感じてならない。
小学生から通っていた子が、高校受験のときに少し兆しが見えて、そして、大学受験で素晴らしい結果を持ってきた。
偏差値はそこそこだけれど、人間としてものすごく大きくなってた。
そんなこと、たくさんある。
4年、5年
そういうながーいスパンで待つ覚悟が、親には必要なんだろう。
その子がそういう成長ができるような刺激が
それも即効性のある刺激ではなくてじわじわ数年後に効いてくるような刺激が得られるような場はどこなのか。
それが大事なんだと思う。