明大明治、本当に問題が難しくなりました…。
その分、平均点は下がりましたし、合格最低点も低くなりましたが…。
以前はかなり合格最低点が乱高下する学校でしたが、最近は(令和入ったころからかな?)150点程度のことが多くなっています。
英語が120点満点だから320点満点なのですが、半分取れなくても受かる…。
早慶受験者や国立、開成などを受ける生徒もいると思われるのにこの点数ですから、問題のレベルの高さがうかがえます。
国語はそう大きく難易度が変わったという印象はないですが、数学と英語の難化は激しい。
私の記憶だと、かつては英語は100点何とか超えられると良い!という感じだったと思うのですが
(私は英語はそんなに詳しくないしそこまで多く解いていないのであまり正確な感想ではないと思います)
近年は80点とかで十分。
60点台後半稼げれば良いという年もあるほどになっています。
数学は以前から受験者平均が大きくぶれる印象でしたが、ここ数年は2年前を除き、受験者平均が30点台とか…。
合格者平均でも40点台のことが多くなりました。
2020年にいたっては受験者平均で25.74点、合格者平均でも38.35点と異常なまでの低さでした。
すっごく難しくなりました。
平均点は低いことが多いけれど、それでも難易度を抑えてこないというところに強い意志を感じます。
予てより受験日的に早慶も国立も開成と被ることはなく最上位受験者が集中しやすい状況になっていましたので、合格者の平均偏差値は、早慶合格者よりも高くなるなんてことがあるようです。
すっごく難しいよ、明大明治。
救い?は合格最低点が低いことですが、並大抵の実力では太刀打ちできません。
立教新座と明大明治はMARCHの双璧でしたが、問題の難易度から考えると明大明治は一歩上にいった感じがしています。
立教新座は最難関校を受ける上での土台的な問題が多く、ここが最難関への入り口という感じの問題ですが、明大明治の問題はさらに踏み込んだ感じです。
昔は、数学は立教の方が問題は難しかったように感じますが、問題の難易度は逆転したかなと思います。
立教は少しやりやすくなりましたし。
明大明治は今後もこの感じで行くのかな?
明大世田谷はどうなるんでしょうね。
受験日がどこに設定されるかによって大きくかき乱してくることになりそうですが、12日には設定しないんじゃないかなと感じます。
同じ明大同士で明大明治と明大中野と取り合うことになってしましますし。
明大中野八王子とは地理的に取り合うことはないでしょうから11日かな?
それとも、現在日本学園は10日に設定しているからそのまま?
私としては、11日は受けられる学校が少ないから11日になってくれると選択肢が増えて嬉しい(笑)
まぁなんにせよ、明治全体の動きは注目ですね。
大学入試でも明治は凄いですし。
明大明治の実力、凄まじいですよ。