保護者の方から相談でよく
本人は〇〇高校に行きたいと言ってるけれどまったく自覚なくやらない…
みたいなことは非常に多くあります。
あるあるですよね。
しょっちゅうです。
年がら年中そんな相談があるように思います。
行きたいと言いながら、やらない。
なんなんでしょうね。
いや、簡単ですよね。
自堕落だからです。
だって、勉強するって疲れるし。
スマホ見てる方がエネルギー消費少ないし。
あーいやだいやだ…
一体何なのこの子は!
なんて思うわけだけれど
ふと思う。
「あなたが行きたいって言ったんでしょ??」っていうこの言葉
子どもにはいったいどう映っているんだろう?
よくあるのは
子どもの意思が重要で、子どもが行きたいというからそれを後押ししたいという親心。
これは間違いないと思う。
でも、子どもはどう捉えるんだろう。
親の言い方いかんによっては
親が上位に行くことを望んでいるくせに、自分の責任、意志にすべてを転化させられている
なんて感じにはならないだろうか。
「行きたい高校に行けばいい」
「行きたいところはどこ?」
なんて言いつつ
本当はごくごく限られたある一定水準の高校以外は認めてないみたいな。
そういう言い方になっていたりはしないのか。
そういう本心が透けて見えるような言動、振る舞いにをしているのに言葉の上では「行きたい高校に」なんて言われたら
子ども的には「本当はどこでもいいとか思ってないし、行きたい高校なんて言ってるけどさ…」なんて反発や「結局認めねーじゃん」みたいな不安定な気持ちになる気がしなくもない。
なんか、上手く言えないな…。
本当は、上位校に行ってほしいんでしょ?って。
だったらハッキリと
「あなたの将来がどうであるかはわからないけれど、上位の高校へ行って、レベルの高い人たちと研鑽してより広い世界に行ってほしいと思うから、上位校を目指してほしい」みたいにストレートに言われた方が、逆にすっきりする気もする。
いや、よくわからないんだけどさ。
だからどうしろって話じゃない気もするけれど
親の心子知らずだし、親の言葉って思春期の子どもはけっこう屈折して捉えることもあると思う。